さて、前回は前編として『ネット上に数あるビザ申請マニュアルがなぜあるのか』について書かせていただきましたが、今回はその後編です。

なぜマニュアルが出回るか、その目的は書かせていただきましたが、実はそのマニュアルに問題がある場合があります。つまりマニュアルの製作者がビザ代行のプロではなく、それが本業でもないので、「間違ったマニュアルでの案内」だったり、「データが最新でない」ということがあるわけです。
これについては、私たちプロが見ると直ぐに分かるのですが、一般の方が初めて申請する場合にはなかなか判別が難しいですね。

そして、そのマニュアルの最後にある決まり文句が以下です。
「こちらはあくまでも参考までの資料で、現在の最新情報でない場合がございます。最新情報は大使館サイトで必ずご確認をください。このサイトを参考にされたトラブル等には一切の責任を持てませんので、自己責任のもとでご利用ください」
これがビザ申請のプロでない証明です。

そして、何も分からず間違ったマニュアルを見ながらまねて申請をすると・・・その情報に間違いが多い、情報が古いとなれば、やはりスムーズには進行しません。
すると、弊社によくあるこんな相談電話のようになってしまいます。
「自分で申請をしたのですが何も進展がないです、分かりますか?」
「何か英語で色々案内が来てるのですが意味が分かりません」
このように、マニュアルに書かれていない動きになったり、連絡や告知が英語だというだけで挫折をしてしまいます。(大使館やimmigrationとやり取りをするには相応の英語力が必要です)

ひどい方になると、むやみに進めた結果、申請書を10通以上繰り返し作っている、ワーホリでないビザの申請になっている、という方までいました。こうなると引継ぐことも救うことも出来ません。

このようなトラブルは昨年ぐらいからこの相談が多いです! 特にオーストラリアカナダのワーホリです。そして、「もしかしてどこかのサイトにある申請マニュアルを見てされたのですか?」と聞くとほぼ「そうです」となり、同じようなマニュアルを掲載しているサイト名が出てきます。

費用を節約しようと個人で頑張るのはいいですが、ワーホリの情報サイトでなく、「申請マニュアル」を掲載しているサイトには十分に気を付けてください。
細かい更新がされているか、どんな注意書きになっているか、その辺を十分に注意してください。もちろん中にはきちんと更新されているサイトもあります。ただ、当たり、外れがあることを認識されておいてください。無料には無料の理由があるのかと思います。

ビザ申請.COM」運営 国際コミュニケーションセンター@永岡


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ