今回はよく質問でいただく、「ビザっていつ申請をしたらいいんですか?」について書いてみたいと思います。
まず、ワーキングホリデービザは国ごとに申請規定は全て違います。その中で大きく二つに分かれます。
1.いつでも申請が可能
この代表的な国がオーストラリアやニュージーランドです。
2.申請する時期、定員が決まっている
この代表的な国がイギリス、カナダ、アイルランドです。
それぞれについて簡単に書いてみます。
1のタイプについては、いつでも受付をしており、基本的に定員はないです。よって日本人は「いつでも好きな時に申請が可能」となります。
また、このタイプのオーストラリア、ニュージーランドは、(カナダも同様)「申請の許可が下りた日から1年間入国が可能」となっています。
これを詳しく説明すると、ビザ申請をして許可されると、その日が発行日となります。
例えばこの日を4月10日とすると、1年間入国可能なので、翌年の4月9日まではそのビザが有効です。そして、その間であれば「入国日から1年間滞在可能」となります。
よって、渡航が1年以内と決まっていれば、ビザ申請をしても問題ないということです。
ワーホリでの渡航を迷っている方で、ビザを取ることにより決心につながった、という方もいます。それもこのシステムならではとなります。
次に2のタイプですが、これは国よりそれぞれ方法が違います。
イギリスに関しては年に2回ある抽選に参加します。この抽選は指定のアドレスに参加意思をメールで送り、抽選で選ばれた方だけが実際の申請に進め、定員は合計で1000名となっています。
アイルランドは年2回の募集期間に所定の申請書を出します。申請条件を満たしていて、この申請書の間違いがなければほぼ許可が出るので、第二段階として必要書類を提出してビザをもらいます。
カナダは、受付を開始をして定員の6500人になるまで申請可能です。定員になると募集終了で、翌年の募集開始を待つしかありません。
この定員は毎年、夏の終わりから秋にかけてですが、年々早くなっています。今年は8月中には終わりそうなペースですね。
このように希望する国で申請のタイミングは違います。よって、大事なのは「自分の行きたい国の申請規定をよく把握すること」です。
それを把握することで適正な申請のタイミングが分かります。
早いか、遅いかもありますが、自分に合った申請のタイミングで、まずはきちんとビザ取得が出来ることが重要です。
弊社のビザ代行サポートではそのような相談も随時受け付けております。
記事提供:留学・ワーキングホリデービザ専門の申請代行サポート「ビザ申請.COM」