ワーホリ業界裏話
オーストラリアでのセカンドワーキングホリデービザ取得を目的に農園で働き始めたNさん。

早朝から始まる労働は体力的にきつかったですが、ワーホリでいろいろな国から集まった仕事仲間とも意気投合し、仕事は楽しいものでした。

農園での給料の支払いは2週間に1回。農園主から現金で支払われます。

本来なら一人ひとりに支払われるのですが、語学に不安のある仕事仲間もおり、リーダー的な存在となったアジア某国出身のPさんの立候補もあって彼が代表して農園主からお金を受け取る事になりました。

気難しそうな農園主とのやりとりが不要になるということもあって、Nさんにも願ってもない話だったはずなのですが。。。

そして給料日。お金を受け取ったPさんはそのまま姿を消しました。そう、持ち逃げです。

慌てて彼を探しても見つかるはずもなく、農園主も彼らが決めた代表にちゃんと支払ったワケですから責任を負う気はありません。

結局、2週間はタダ働きとなってしまいました。

仲間だと思っていたメンバーに裏切られ、金銭的にも精神的にも落ち込んでしまったNさん。

しかしこうした事例は少ないわけではありません。お金の持ち逃げただけでなく、ある日突然、同室の仲間の荷物から金品を盗んでいなくなるといったケースなどもあります。

ワーホリを通じて地球規模で帰国後も連絡を取り合える仲間と出会えることもありますが、一方で残念ですが、こうした残酷な現実があることも忘れてはいけません。

筆者紹介:ゴロ

ワーキングホリデー専門の情報サービス会社の元情報収集担当。1998年よりワーホリ・留学業界に。国内外のワーホリ・留学業界に独自の人脈・情報網を持つ。


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