ドイツのタクシーでまず驚くことは、基本的に車種が「ベンツ」だということです。
日本では高級車に分類されるものですが、こちらではタクシーとして普通に走っています。
大体がクリーム色の車体で、車上にはTAXIと書かれたランプが付いています(写真参照)。
日本のように街中を流しているものは存在せず、基本はタクシー乗り場から乗ることになっています。大きな広場や駅前には必ずあるので、探してみて下さい。
もし、乗り場にタクシーが1台もい ないという場合は、近くに専用電話が備え付けられているので、すぐに呼び出し可能になっています。
日本と違う点は、ドアは自動ではありません。ですので、女性の場合はドアを開けてもらえることもあるかもしれませんが、普通は自分で開けます。
また、1人でタクシーに乗り込む際、日本では後部座席に座るかと思いますが、こちらでは助手席に行くのが一般的です。
更に、ドイツでは後部座席であってもシートベルトの着用が義務付けられていますので、どこに座ったとしても必ずシートベルトをして下さい。
タクシーに行き先を告げる際には、通りの名前と番地が分かっていると便利です。
料金に関しては、初乗りの値段が決まっていて、1㎞ごとに追加料金が加算されていくシステムになっています。
ややこしいチップは料金の10~15%が目安と言われていますが、キリのよい値段を渡せば問題ないでしょう。大きな荷物を載せてもらった場合などは余分に上乗せして支払いましょう。
ドイツでも日本と同じで、公共交通機関に比べるとタクシーは本当に高いです。ですので、私自身は普段使うことはありません。
元@ドイツ