今までにたくさんの方のカウンセリングをしてきました。
その中で思うことは年々その内容や、目的も変化しているように思います。

シンプルにいうと、以前よりはあまり明確な目的が無く、漠然としている方が増えたように感じます。

目的を聞いても「ただなんとなく」、「英語が話せたら就職に役立つかな」、「特に日本でやりたいことがないので」、という回答をする方は少なくないです。

もちろん目的やプランが明確な方もいますが、曖昧な方が増えているのは感じます。

何もしないよりは行動をして、「海外に行く」というのはいいことだと思います。

自分探しということで、現地で一生の付き合いになる人と出会えたり、これだと思える仕事に目覚めたり、新しい自分を発見できたり、良い出来事に巡り合うこともあります。

それは行動した人にしかない結果なので、実行はとても大事です。

ただせっかく海外に1年という長期での滞在が出来るので、何か目標・目的があるといいと思います。

その目的が無い人が増えたなぁと思いだしたころから、半年以内で帰国する人も増えてきた気がします。

やはり目的がある・ないでは、「そこに留まってもう少し頑張ってみる」という気持ちに影響するのかと思います。

帰国した人に理由を尋ねると、「思ったほど仕事が無かった」「生活費が高かった」「英語を身についていかないので」、などなど様々ですが、どれも事前にある程度は調べられることなのではないかなと思います。

これだけインターネットを通じてSNSやHPで簡単に情報収集はしやすいのだから、最低限の知識として情報収集をするのは必須かと思います。

その上で何か目的・目標を見出していければ、「現地での踏ん張り」が変わってくるはずです。

それはこれからの一生を考えたような難しいものでなくていいと思います。

中にはこんな人もいます。
オーストラリアの世界遺産を全て見て回る
カナダでアイスワインを作るワイナリーで学ぶ
ニュージーランドの北島、南島を全て回る
・現地での出会いから国際結婚を目指す

英語力をUPしてスコアを上げるなどスタンダードな目標もありますが、個性のある目的や目標があっていいと思います。逆にそれがワーホリビザらしいのかもしれません。

実際、世界遺産を見て回った青年は、その知識を活かしてオーストラリア方面に近い旅行会社に勤め活躍しています。
国際結婚を目指した女性は運命の人と出会い移住しています。

目的・目標があるとなぜいいかというと、単に英語を上手くなりたいより、その目的達成のために英語は不可欠になるので、自然と学ぶ意欲も変わってきます。

ある言語学者が言っていました。日本とアジア諸国で英語をよく話せる国との違いは教育文化にあって、日本人は英語を勉強した、フィリピンは他の授業を受けるのに英語を使った、この差だとコメントしていました。

科目なのか言語なのかの違いかもしれません。

これからワーホリを目指す方は、どんな目的・目標でもいいので何か一つ持ってみてください。

渡航前の準備するものに「目的・目標を最低一つは用意する」を加えてみてください。

「ビザ申請.COM」運営 国際コミュニケーションセンター@永岡
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