語学力を身につけたいと「海外留学」にチャレンジしたものの帰国後、その経験をどのように活かしていいのかなかなか見出せず、思わず立ち止まってしまう人も中にはいるそうです。
苦労の連続だった留学経験をどう活かすべきか、留学前からきちんと計画を立てておくことが必要かもしれません。
そこで、今回は、留学から帰国した学生たちが実際に取り組んでいる様々な活動をご紹介します。
実際にどんな場面で彼らが活躍しているのかを知り、海外に勇気を持って踏み出しましょう。
外国人観光客を英語でガイド
日本を訪れる外国人観光客は毎月増え続けており、国内で外国人を見ることは、もはや当たり前の光景になってきました。外国人観光客の皆さんは、ガイドブックやスマートフォンを片手に日本の様々な観光地を巡っているのですが、どうやら観光客全員が100%、日本を満喫できているようではなさそうです。
例えば、東京都内をめぐる線路網。目的地までどう乗り換えをしたらいいのか検討もつかず悪銭苦闘していることもしばしば…そんな外国人観光客を手助けしようと留学で語学力を身につけた学生たちは率先してボランティア活動に取り組んでいます。
「Free English Guide!」と書かれたプラカードを持って繁華街に立ち、困っている外国人観光客を見かけては積極的に声をかけているようです。
また、時には一緒に切符を買ってあげたりもしているそうですよ。2020年のビッグイベントに向け、こういったボランティア活動は、今後、益々需要が伸びることでしょう。
留学検討者に対してアドバイス&語学指導
留学で身につくことは決して語学力だけではありません。生活環境や友人関係をゼロから構築しなければならない留学生活で「行動力」や「忍耐力」「判断力」といった目には見えない様々な能力も向上します。
引っ込み思案な学生も留学を通じて、どんどん前に出るようになり、帰国後、あまりの変わりようで、別人に見えてしまうケースもあるそうです。
そんな貴重な留学経験を少しでも多くの人に伝えたいと留学を経験した学生たちは、これから留学にチャレンジしようとする学生たちに対し相談会や国際交流会などを定期的に実施しています。
また、自身の経験をもとに、ホストファミリーやクラスメイトとどんな会話をしたら良いのか、実際の留学生活で必要になる英会話についてもアドバイスをしているそうです。
留学を経験した学生を通じて、留学にチャレンジする学生がさらに増えるといった良い循環を、学生たち自ら作り出していると言っても良いでしょう。
海外留学のEF(http://www.efjapan.co.jp/)