こちらに来て辛かったことと言えば、現地の言葉がままならず余計な誤解を招いてしまったことや、「日本人はお金持ち」「純粋で騙されやすい」という香港人の考える日本人のステレオタイプのせいでぼったくりにあったり、理不尽なことがあっても言い返せなかったりと、いろいろありました。
言葉が通じないせいで、という辛い思いはこれからもきっとあると思いますし、自分の努力次第では改善できることなので、今回は勉強代と自分に言い聞かせ、自分の精神衛生のために悲観的にならないようにしています。
こちらにきてから一番辛かったこと、日本の友達と疎遠になってしまったという話もよく聞きますが、私の場合は家族の一大事に駆けつけられなかったことです。
私は香港への出発２週間前に祖母が倒れ、言葉を交わすことはできない状態になりました。
心では準備していたつもりでしたが、香港に来て１年半後、祖母が亡くなってしまった時には本当に辛くて、元気な時にもっと時間を作って会っておけば、出発の日くらいずらせばと後悔しました。
香港なら日本と近いので他の国と比べるといざという時、日本へ帰りやすいのは確かです。
ただやっぱり、時間やお金に余裕がなければ、すぐに帰ることは難しいでしょう。
限られた時間でワーホリとして来ている間に思い切り現地の生活を楽しむためにも、日本にいるうちにマメに家族や友人と会っておくのもいいのかもしれません。
出発前に自分と家族のために緊急時の対応について相談し簡単な資料にまとめることや、在香港日本国総領事館の連絡先やワーホリ保険の保険会社の連絡先のリストを家族用、自分用に作っておくということは、必ずやっておいた方がいいと思います。
まうまう＠香港
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