今回は、アイルランドでの仕事事情をお話しようと思います。
近年、様々な国から留学生がやってきます。ここ数年で何倍にも膨れたそうです。
2011年より外国人登録者数が一気に増えたので、登録料も100ユーロから300ユーロに値上げされました。未だ増加傾向にあり、2015年からまた更に引き上げです。
費用が安くて比較的安易に学生ビザがとれるので、留学に適している、という留学先だったのが、今はそうではなくなってきているようです。
さて、何が言いたいかといいますと、仕事探しの際に、競争率がぐんと上がった、ということ。アルバイトですらなかなか見つからないのが現状のようです。
こちらでのアルバイト探しは、Caféやレストランなどであれば、直接訪問でCVを渡すのが普通です。
自分のCVをもって、一軒一軒回り、自分を雇ってもらえるかアピールする。もちろん断れることの方が多いので、根気よく続けることが大切です。
日本ではなかなかない体験なので、最初はとても疲れます。それに何度も断られることで辛くなったりもします。
それでも、めげずに続けることで仕事をゲットできた話も多く聞きます。
また、コネも大切です。
誰ともわからない人を雇うより、知り合いの紹介で入れる方がスタッフ間の人間関係もスムーズですし、人柄などもわかりやすいので優先的にゲットできるはずです。これはどの国にも当てはまることだと思います。
仕事のゲット方法は他国と変わりませんが、なんせ、小さい国です。仕事の量もそれほどあるわけではありません。
また、逆に外国人留学生や移住者が増加傾向にあるので、CaféやレストランはFullな状態です。某日本レストランも、毎日何枚もCVを受け取っている状態だと聞きました。
また、日本人に陥りがちな傾向として、英語がままならないからなかなか飛び込んでCVを配って回れない。
もちろん、私も自信がなくなかなか積極的にお店に入ってCVを配れませんでした。
でもそうやっていると、自分よりも英語がままならないであろう他国の(特に南米の子たち)にポンポン先を越されてしまいました。南米の子たちは何の物怖じせずに行動できます。
仕事をゲットできるかは、やはり積極性に限りますね。私を含め、ただでさえシャイといわれる日本人気質、ここを乗り越え、競争率の激しいアイルランドでの仕事をゲットしたいものですね!
N.Risa@アイルランド