しばらく招待状(Invitation)の発行が滞っていたカナダのワーキングホリデービザですが、4月下旬から招待状の発行が再開され、日本国籍保持者向けには先週の1週間で2,000人以上の招待状が発行された模様です。
カナダ時間で5月4日に更新されたカナダ当局のデータによると、招待状の発行数の合計は4,552人となっています。
一方で定員(6500人)に対する残数は4,475人となっており、実際にビザが許可された人数は未だ2,025人にとどまっていることがわかります。
2016年から大きく変更されたカナダのワーキングホリデーの申請ルールでは、招待状の発行より10日以内に申請手続きを開始し、さらに開始した日から20日以内に申請手続きを完了しなければならないと決められており、一気に増えた招待状の受領者が申請を終え、ビザが許可されるまでにはもうしばらく時間がかかるものと思われます。
招待状を受けた人すべてが申請を行い、ビザの許可が出されるされるということはありませんが、6,500人の定員に対して約4,500人の招待状が出されたことを考慮しますと、年途中で定員を満たして募集が締め切られた昨年並みのペースで今年も定員の消化が進むことが予想されます。