ワーキングホリデーでは運賃の安いジェットスター航空を利用してオーストラリアに入国する方も多いかと思います。
今回は成田空港、関西空港からジェットスターの直行便が到着するゴールドコースト空港での入国手続についてご紹介します。
ゴールドコーストへの到着は成田、関空発とも共に早朝。ほぼ同じ時刻に到着します。
ゴールドコースト空港は国際空港とはいえ、国際線の数が少ないためターミナルも小さく、迷うことはまずありません。
ターミナルの前に駐機された飛行機からタラップを降りて地上へ。屋根のある外部通路を抜けてターミナル内の入国審査場へ。
審査場は向かって右側が外国人向け、左側がオーストラリアや英連邦諸国のパスポート所持者向けとなっていますので、右側の列に並びます。
ゴールドコースト便は観光客が中心のため、外国人向けの審査場は結構長い列になりますが、この後の荷物の受取で飛行機から荷物が降ろされてターンテーブルに来るまでかなり時間がかかりますので、ここで慌てる必要はありません。
入国審査ではパスポートを専用の読み取り機に通し入管のネットワークを通じてビザ等の確認が行われます。適切なビザを所持していればスムーズに進む事でしょう。
入国審査を終えると、直ぐに声をかけてくる人がいるはずです。彼らは検疫検査を担当する係員。
彼らの仕事は検疫検査の振り分けをすることで、「入国・検疫カード」の記載に基づき検疫検査のレベルを割り振ってゆきます。申告が必要な物がある場合、その旨を伝えます。
彼らは日本の食品などにも精通していますので申告の必要性があるかわからない場合にはこの時に相談してみると良いでしょう。
荷物を受け取った後は検疫検査です。検査場の入り口にいる係官に「入国・検疫カード」を提示し、係員の指示に従って検査を受けます。
以前は全ての荷物をX線検査していた時期もありましたが、現在では必要に応じて検査される方式になっています。
私が指示されたのは犬を使った簡易な検疫検査。
5組ほどの旅行者を荷物とともに一列に並べ、そこに検査犬であるビーグル犬がやって来て検査を行うというもの。
ここで犬が何か発見すると、隣のレーンに移って荷物を開けて検査を受けなければいけません。
私の場合、特に発見されるもののなく通過し、すべての手続が完了しました。
ちなみに、飛行機の到着時刻から入国、検疫検査を受けて空港の外に出てくるまでにかかった時間は約1時間。この時は比較的空いていたので、混雑する時期にはもう少し時間がかかると思います。
Nacky@オーストラリア