オーストラリアのワーホリで取得しておきたいのが運転免許証。
日本の運転免許証があれば、公式な翻訳書類を添付するだけで取得することができます(運転免許証は州政府により管理されていますので、詳細な手続きやルールは州ごとに異なります)。
日本と同じ右ハンドル・左側通行で道幅も広いため運転自体は違和感が少なく、簡単に感じられることでしょう。
ただオーストラリアの運転で気をつけたいのが、ラウンドアバウトと呼ばれるロータリー状の交差点です。
最近は日本でも一部の地域で実験的に導入され、全国規模での導入議論が進んでいるようですが、それでも微妙なタイミングを捉えなければならないこの交差点はまだオーストラリアでの運転で一番の難関と言って良いでしょう。
そしてこのラウンドアバウト以外にたぶん日本で馴染みのないのが、45度のパーキング。
道路の進行方向に向かって45度の角度でバックで車を駐車する方法です。慣れれば簡単ですが、車の左側後方が最も歩道に近づく事になり、距離感覚がつかめるまでは少し戸惑うかもしれません。
週末などは特に住宅街の路上駐車のひどさには閉口させられますが(オーストラリアでは車の購入に車庫証明は必要なので、夜間や土日の路上駐車がすごいです)、一方で市街地では時間帯によって駐車時間に制限があったり、パーキングチケットが必要だったりします。
制限については道路脇の標識に明記されていますので、駐車の際には注意しましょう。特に観光地などでは結構こまめに監視員が巡回していますよ。
なお、駐車違反やスピード違反などの交通違反をして反則金の納付をしないまま帰国した場合、当然その記録が残されます。
出国して逃げ切ったつもりでも次回オーストラリアに入国する際に罰金とともに延滞金の支払いを求められたり、最悪の場合にはビザの発給・入国を拒否される場合がありますので、こうした状況は作らないようにしたいものです。
Nacky@オーストラリア