円安の影響もあってか最近では日本からワーホリに出稼ぎに来る人が多くなった気がします。オーストラリアの給料が高いというのは前々からありましたが、数年前は給料が高いのはローカルで働いている人の事を指していました。
アジアや日本系の職場は最低賃金以下（もちろん違法！）で働かせる場合が多かったのです。しかし今や、アジアや日本系でもきちんと最低賃金を守るお店も多くなりました(苦笑)。
今回は飲食店でカジュアル勤務をしている筆者の感想を元に給料やどのような労働環境なのかをご紹介したいと思います。
初めに、２０２２年現在でのカジュアルでの最低賃金は２６ドル１５セントです。これに加え土曜日は1.25倍、日曜日は1.5倍、祝日はなんと２倍になります。祝日で時給５２ドル！
筆者はカフェで働いているのですが祝日にシフトが入ればジャックポットデーと勝手に呼んでいます笑。１０時間も働けば一日で５００ドル以上稼げます。
飲食業はそれなりにキツイのですが、日本のように本当にきつくて体がしんどい！！というようなことはほぼありません。筆者は大学生の頃、居酒屋やレストランで働いた経験があるのですが、それに比べたらだいぶ楽だと感じています。その当時の時給は９００円程で、終電まであくせく働く。休憩もお客様から見えないバックヤードなどでパパっと食べたり、残業も当たり前だったり。でも、そういうことは一切ないのがここオーストラリア。
１時間でも多く働く日には(事前に１時間多く働けないか聞かれます。) 今日は、多く働いてくれて本当にありがとうと感謝されます。また、ほぼシフト以内の時間には必ず終わります。筆者は５分くらい自分が残した仕事を終わらせてから帰りたい派なのですが笑、なんでまだいるの！？はい！もう終わり～！！と帰されます。
さすがに接客中の飲み物はお客様の前でこそ飲まないものの普通にレジの後ろなどに置いて飲むことが出来ます。
また、仕事を辞めるのに２週間ほど前から申告したり、引継ぎで誰かに仕事を教えたりする必要もありません。マネージャークラスでもポンポン辞めてゆくので、辞めることを言いにくい状態にはならないのが気楽で良いと思います。
以前に筆者が働いていた、すごく忙しいレストランであったことなのですが、もう辞めよう！と思いその時のマネージャーに直接言ったら、「あ！ごめん俺も２時間後にはここ辞めるからオフィスにでも電話かけて！」と、たらいまわしにされました。
まさかのその日に辞めるんかい！とつっこまずにはいられませんでした笑。
いかがでしたか？ 給料の高さもさる事ながら労働環境が日本よりも格段に良いと感じるここオーストラリア。そこはちゃんとしようよ！と日本人のきちんとさが表に出ることもありますが、もしかして頑張りすぎていたのかな、と思うことも時々あります。
働く環境についても考えるきっかけになり、様々な気づきがあると思うので筆者的には出稼ぎワーホリは金銭的にも経験的にもアリだと思います。
ライター：mii＠Aus
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