最近、ニュースで取り上げられたビザは香港のイミグレーションがイギリス人ジャーナリストの就労ビザが更新されなかったこと。驚いたことに彼は香港外国人特派員協会の副会長なのです。
ビザが更新されなかった理由は香港独立を主張していた政治団体と繋がりがあったためと報道されています。
一国二制度である香港は、中国とは違い報道の自由が認められており、民主主義が採用されてはいるものの段々、中国の監視下が厳しくなっており、近年報道の規制が強まってきているなと感じます。
学校では英語よりマンダリン教育が強化されたりもしているそう。
日本人が香港に滞在するビザは7種類で訪問、就労、投資、学生、扶養家族、研修、ワーホリ。
訪問ビザは取得しなくても日本のパスポートでは90日間付与されます。一番難しいのは就労ビザで最近は香港人の就業率をある程度保つためにも発給が厳しくなっています。ある程度の経験を求められるため社会人3年程度の経歴だとNGが出ることもあるとか。
ワーホリビザはある一定の数が発給されているため、いまは比較的大丈夫かと。
ただ、ワーホリビザから、就労ビザに変更して滞在を続けようと試みて、ビザ取得がうまくいかなく、断念して帰国する方も多いのも現実。
大体どこの企業も就労ビザは専門の会社に任して対策は講じていますが、経験不足やビザ再取得がネックとなっている模様。なので、現地で働くのを目的にワーホリビザで入国するのはお勧めできません。
ワーホリビザ自体は2018年1月から制限が緩和されており、同一雇用者の元で3ヶ月就労が6ヶ月まで可能となりました。就学もコース数の制限がなく6ヶ月までOK。そのため、ある程度滞在費を得ながら、学習することができるようになっています。
香港では香港ID(訪問ビザ以外で作成して可能)がないと銀行口座も家も借りることができないので、まずはワーホリビザの取得が香港滞在への第一歩!
ライター:elly@香港