文化をドイツと日本で比べるとどうしてもラフな面が際立ってしまうドイツですが(というよりベルリンが特にそうなだけかもしれませんが・笑)、もちろん沢山プラスの面もあります。
まず、ドアは次の人の為に開けてあげるということです。例えば5m先に誰かがいてその人は建物に入るためにドアを開けるとします。そしてその建物は私も行こうと思っていたところなので、そのドアに向かって私も歩いていきます。これが日本であれば、5m先にいる人は普通にドアを開けて入ってそれで終わりでしょう。
でもドイツでは、5m後ろにいる人の為に、わざわざそのままドアを開けたまま待ってくれることが非常に多いです。
これは最初こちらに来た時はびっくりしました。老若男女関わらず、みんなドアを開けてそのまま次の人がドアに手が届く距離になるまで待っています。
そういうのは日本ではあまり見かけませんし、素敵習慣だなぁと思いました。
あとは、エレベーターに乗っていて、その次の階とかで誰か入ってきたらかなりの確率で挨拶をしてくれます。ハロー(Hallo)そして先にエレベーターから出て行くようであればチュース(Tschüss)とじゃあねと声をかけて去っていきます。
最初はこの挨拶にあまり慣れていなかったので、挨拶を言われるたびに挙動不審な感じで受け答えしていました(笑)今では堂々とチュース!と言っています。
最後にもう一つ挙げるとすれば、ホームレスの方への優しさでしょうか。ときとき道端にペットボトルとかビールの瓶とかが置いてあったりします。
ドイツではリファンドがあるのでボトルなどをスーパーに返せば30円くらい戻ってくるんです。でも、それをわざわざホームレスの人の為に道の端に並べて置いてあったりします。
他にも、ホームレスの人が空き瓶などを探していたら、自分が飲み干したボトルを手渡しであげたりしているのもよく見る光景です。
でぐお@ドイツ