ワーホリ生活も、後残すこと1か月となりました。実際来てみて、色んなことがありましたが、本当にあっという間です。
残りの時間を、たいていの方は旅行に費やされます。まだ行っていない国へ、一人旅、です。
しかし、今回私の選んだ選択肢は、「ダブリンでの展示会」でした。
今までのアイルランド生活で、感じたこと、気になったこと、そんなものが凝縮されて出た結果です。
今回は「ワーホリ生活残りの時間の費やし方-in Risa’s case-でお伝えします。
展示会自体の企画は、友人の強い希望で生まれました。彼女も、ワーホリに来た意味をちゃんと形にしたいと思っている子でした。
しかも彼女は、2011年3月11日、東関東大震災の経験者です。彼女の出身地はあまりよくないイメージで海外にも知れ渡り、それをひしひしと感じた、と話します。
その思いはどれほどのものだったかは、きっと私の想像にも及ばないと思いますが、ただ一つ、「正しく伝えたい」と思ったのがきっかけです。
テーマがテーマだけにとてもシリアスなもので、動くには制限もかかるし、日本とのコンタクトが不可欠です。
しかし、この展示会に賛同して、メンバーに加わった子が、自分を含め12人。日本人とアイリッシュの混合チームです。
最初は手探りで、何から始めたらいいかわからない状態でしたが、企画を話したら、手を貸してくれる方の、多いこと。
日本人大使館、日本人コミュニティー、大学のJapanese society(大規模サークル)、大学の日本人教授の後援、日本食レストラン、がダブリンでは協力していただくこととなりました。場所は、日本食レストランの一角を貸していただけることになりました。しかも無料で。
企画もまだまだ至らない点がありはしたものの、しっかり耳を傾け、話を聞いて下さった皆さん。ダブリンは、親切な人が多いなと感じていました。それが、思いがけずこんな機会で改めて感じました。
ダブリンに来ると、生活の違いや、ちょっとした不便も確かに感じます。しかし、その不便な分を人の支えあいで補っているのが、アイルランドなんだなぁ、と感じました。
あと少しとなったアイルランド生活ですが、この国の良さと素晴らしさをひしひしと感じ、残りの生活を有意義なものにしたいですね。
N.Risa@アイルランド