今回は、アイルランドでのお酒との付き合い方についてお話します。
アイルランドは、ギネスビールの発祥の地であるように、みんなお酒が大好き。
一人当たりのビール消費国としてはチェコに次いで2位です。(2002年キリンビール株式会社調べ)
そんな、ビールが大好きなアイルランドですが、なんと屋外で飲むことは禁止。
レストランやパブの店先で飲むことはかろうじてOKですが、缶ビールを買って公園で一杯、なんてことしたらお巡りさんがやってきます。
お酒を飲みたかったら、パブに行け、ということですね。私もお酒を飲むことは大好きなので、機会があれば一杯飲みにパブへ出かけます。
こちらでの頼み方はカウンターで気になるものをオーダーという感じです。
基本ギネス、といえば1パイント(500ml)で出てきます。お店によってまちまちですが、5ユーロ前後。ハーフパイントといえば小さなグラスに出てきます。もちろん値段も半分くらいです。
お酒をオーダーしたら、席につくか、店先に出て会話を楽しむ。
アイルランドパブは、気軽に入れて、知らない人ともすぐ打ち解けられる明るい場所。軽快な音楽とワイワイ会話の飛び交う楽しげな雰囲気に包まれています。
旅行先でも、アイルランドパブは人気のようで、アイルランドの象徴、緑のクローバーとハープの掲げてあるお店の中は賑やかで楽しそう。
音楽とお酒を愛するアイルランド。それが海外でも人気なのは嬉しかったりします。
ただ、お店で飲むのはちょっと割高。スーパーに行くと半額以下で売ってあります。ちょっと損した気分になりますが、それでもパブに行くのは、ビールサーバーから注がれるギネスと、会話と音楽も加わり、格別なおいしさを味わえることにあります。
屋外で飲むことは禁止されているのはちょっと寂しい気もしましたが、消費量が多い国だからこそ、治安維持などでこのような法律ができたのでしょうね。こうすることで、お店が繁盛するので良しとしましょう。
N.Risa@アイルランド