香港人は健康オタクが多いです。年中室内の冷房は効いていますが、普段からどんなに暑くてもお冷は口にせず、常温水や白湯、温かい飲み物を飲んでは体を冷やさないようにしている香港人が大勢います。
もちろん、誰だって1年のうちに風邪の一つや二つはかかるでしょうし、香港では人口が多い分、自分がどんなに気をつけていても風邪に感染しやすいものです。
ワーキングホリデーなどできていたら、少し喉が痛い、少し熱っぽい程度ではお医者さんへ行きたくないと思います。
香港人もお医者さんへは行きたくないので、普段から食事や漢方薬で体調を整え、風邪をひいた場合でもかかり付けの中医さんの出す漢方薬や市販薬でしのぐ人が多いです。
私は、あまり薬を飲むのが好きではないので、市販薬を飲む前に、まずは何も具の入っていないお粥を食べた後にゆっくり休みます。
香港はお粥のスタンドがたくさんあるのでとても便利です。
喉が痛いときには、香港の定番、バーブのど飴をなめます。味はおしいとは言えませんが、いかにも効きそうな味がして安心感があります。
香港人の間でも知っているけど、やったことないという人も多いのですが、驚きの民間療法「ホットコーラ」をご存知でしょうか。ホットコーラというのは、鍋で温めたコーラにショウガのすりおろしを入れ、ひと煮立ちさせた後に輪切りのレモンを入れたものです。
温かいうちに飲むことで、これが風邪に効くのだそうです。
なんだか風邪に効きそうではあるものの、私は一度も試したことはありません。
この冬、悪寒がはしったら試してみようと思っています。
ただの風邪と侮って、風邪をこじらせあげく1か月も咳が止まらず、結局、私立の総合病病院通いとなった、お財布にも体にも痛い思いをした経験があります。
外国で無理は禁物です。普段からすぐにかかれそうな街医者のクリニックを近所に探しておくと便利ですよ。
まうまう@香港