ドイツワーホリ
今回は典型的なドイツ人の休日の過ごし方について書きたいと思います。

色々なドイツ人の方と交流してきた私ですが、その中で「ああこれはドイツ人ならではなのかな」と思った事があります。

それは休日、とくに日曜日の過ごし方です。

日曜日は基本的にお店は閉まっているので、特に予定がなければドイツ人はしばしば家族みんなでお昼を食べたりします。

大きなテーブルには様々な物が用意されており、基本的には:ハム・サラミ・サーモンの燻製・チーズ・クワーク(クリーム)・ジャム・果物、などが置かれています。

私の経験上、大概そこに、カゴに一杯入ったバン(丸いパン)やクロワッサンとオレンジジュースがあります。

不思議なことに、今まで目撃したドイツ人家庭はどこもこんな感じのラインアップで日曜日ランチを楽しんでいました。しかもこのランチ、食べながらお喋りすることが醍醐味なので終わるまで2-3時間はかかります。

ランチというよりももはや集いです。そこにコーヒー&ケーキタイムまで加わればゆうに4時間にもなり、気づけば夕方になっています。

今思えば、クリスマス後の日曜日は大概こんな感じで集いが始まりいつの間にか夕方になっていました。当初は長いランチを少し邪魔くさく思っていたこともあったのですが(笑)今では結構楽しみになってきています。

ドイツでは子供の親離れが早く、18歳にもなれば一人暮らしを親から勧められたり子供が自ら家を出て行ったりするのは珍しくありません。

普段は親元を離れているからこそ、日曜日にはみんなで長いランチをしながら会話をするのがドイツでは好まれているのかもしれません。

だからこそ、クリスマスやイースターなどのイベントの際は恋人よりも家族と一緒に過ごす事を優先する人が多いのかもしれないですね。

でぐお@ドイツ


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