イギリスに住み始めるまで、ずっと実家暮らしでOLをしていた私。英語は学校で習った程度でほとんど話せなかったのですが、マンツーマンの英会話レッスンを2年間受講した後に留学を決意しました。
この時で既に20代後半。しかし「人生いつでも挑戦!」「やりたいと思うことはやっておかないと後悔する」と信じ、リスクは承知の上で退職をし、海外へ行ってみることにしました。
なぜイギリスだったのか、とよく聞かれます。ある時からイギリスにまつわることに多く関わるようになり、縁を感じて「これはイギリスにいかなくては!」と強く感じたのがきっかけです。
それまでは英語習得が目的で海外に行くなら英語圏のどこへ行っても同じだろう…というくらいの知識のなさだったのですが、今考えれば恐ろしいまでの超がつく楽天主義で決行した渡英。もちろん壁にぶち当たることも多々ありました(苦笑)
私を突き動かしたのは、20代半ばに目の当たりにした母の死があります。
「人生は短い」ということ。そして「人は皆いつか必ず死ぬ」ということを(当たり前のことですが)実感したのです。
だからやりたいことは実行した方がいいし、行きたい場所には行った方がいい、会いたい人には会う努力をした方がいい、という風に時間を無駄にしてはいけないと思うようになりました。そんな訳で、母から学んだ教訓は私を更に行動的にさせました。
振り返れば、留学を機にまさか自分がイギリスに住むことになるなんて考えもしませんでした。永住や国際結婚を切望していた訳でもなく、初めはただ自分の想いの向くままに動いただけだったのです。
自分の人生を後悔しないように行動した結果、今の私がいます。あの時の想いが今もまだゴールに辿りつく事無く続いているようで人生ってまるで旅みたいだなぁとしみじみ思います。
ワーホリはもしかしたらそんな人生の大きな転機になるかもしれませんよ★
カムラ@イギリス