残念ながら「イギリスの食事はまずい」と世界的に言われていますが、実際には美味しい物はたくさんある!と、声を大にして言いたいです。
イギリスで食べられる料理は、決してフィッシュアンドチップスだけではありません(笑)
人気シェフの料理番組や料理本は数多く、国民の食べることや料理をすることへの関心の高さが伺えます。
私個人的に、日本と違ってすばらしいと思うことは、男性が料理好きな人が多いということです。
休日や、お客様の来られる時にはご主人が腕を振るうという家庭も珍しくありません。日本でもそんな風に料理好きな男性が増えたら素敵ですね。
今回は、イギリスのおすすめグルメについてご紹介します。
イギリスに住む人なら誰もが好きなパブランチ。日曜のサンデーローストを食べに行くのは格別です。
パブランチをするなら、チェーン店の格安パブではなく、少し値段の張るパブに行きましょう。きっと満足する食事ができるはず。
私のお気に入りはローストポークで、ボークベリーがカリカリにローストされているのが美味。あと、ラムも美味しいですね。
バーガーも、パブで出されるバーガーはジャンクという感じではなく、丁寧に調理されていて本物の味がします。
ベジタリアンのナッツローストも意外でしたがなかなかいけました。
これからはクリスマスシーズンなので、12月にクリスマス用の特別メニューを楽しむのもおすすめです。
たくさんの移民が住んでいるイギリスならではの多国籍な料理が楽しめるのも嬉しい所。
本格的なインド料理やタイ料理、中華料理やベトナム料理など、気軽に楽しめます。
特にインド料理のレベルは高く、どこのレストランでも、テイカウェイカレーでも、大抵美味しく、値段もリーズナブルです。
実際のインドで食されているカレーとは違うらしいのですが、イギリス人好みの味に変化したとか。
チャイナタウンを筆頭に各地に必ずある中華料理店。お店にもよりますが、安くて美味しく、学生さんには不動の人気です。
私は専ら飲茶ファンですが、本場さながらの飲茶をワゴンサービスで提供してくれるところもあり、どこで食べるのをやめていいかわからずついつい食べ過ぎます(笑)
タイ料理もハイレベルで、レストランはもちろん、パブでもタイ料理を出す所があります。スーパーマーケットなどで本格的なタイ料理が作れるキットも多数売っていて家庭でも簡単にグリーンカレーやパッタイ、タイサラダに生春巻きが作れてしまいます。
お寿司もすっかり定着して今やどこでも手に入るようになりました。日本では見かけないネタもありますが、結構いけます。
イギリス人の友達に聞く所によると、最近流行っているのは、ピザ。
これはチェーン店のピザではなく、インデペンデント系のピザ専門店に人気急上昇中の模様です。
元々イタリア料理は日本同様に定番人気なのですが、ピザの手軽さと絶対的な美味しさが受けているようです。そう言われてみれば、最近オープンしたお店がちらほら。人気の証拠ですね!
美味しい物があるとは言え、イギリスの食事に慣れるには少々時間がかかるかもしれません。
日本で普段食べるものとあまりにも違うため、胃腸がびっくりして体調を崩す人もいます。
そんな時にはやっぱり、ごはんとお味噌汁が助けてくれます。日本食が恋しくなった時の為に、ぜひ常備しておきましょう。
カムラ@イギリス