イギリスワーホリ
私がイギリスで今、気になることと言えば、チャリティーです。

日本と違って、自然な感じでチャリティー精神が根付いていることは素晴らしい、と日々感じることが多いからです。

どこかで災害が起きた時、即座に募金活動が各地で実施され、寄付を率先してする人が少なくありません。

また、お金で貢献する以外にも、ボランティア活動に参加したり、チャリティーショップに不要品を寄付したり、チャリティーマラソンやチャリティーウォークに参加して自分以外の人に支援してもらって寄付を募ったり、実にさまざまな方法があるのです。

私の身近な所では、困った人を助ける為、地域の人々が知恵を振り絞ってイベントを企画し、目標金額に近づけるべくできるだけ多くの寄付を募るという出来事がありました。

たくさんケーキを焼いてのティーパーティ。チャリティーイベントの開催。ハーフマラソンをして寄付を募る人。Raffleと呼ばれる福引きイベント、などなど。

このRaffleイベントをする為に、景品になるものを企業や個人に募ります。そして福引き券を買ってくれる人を探して売って、その売上金を寄付するという訳です。

この時は目標金額には達しなかったのですが、それにしてもすごい早さで目標の半分を集めることができたので感動しました。人の力ってすごい!と。

以前読んだ本に「自分の収入の何割か(自分のできる範囲でいいので)を、チャリティーなど、世の人のため、役立つことに使うべき。それと同様に自分の将来のために収入の何割かを使うべき」という考え方がありました。

私はこれに共感し、日本で働いていた時に実践していたのですが、そのおかげで今の自分がある、と思っています。

「将来のため」というのは決して、ただ貯蓄することばかりではなく、自分が向上していく為に投資をすることだったり、広い意味ではチャリティーなど世の中に貢献することも含まれているのではないでしょうか。

近年、イギリスでは至る所にFOOD BANKという言葉を見かけます。

これは、ホームレスや低所得者の人など、生きていくのに必要な食べ物を確保するのが難しい人の為に食べ物を寄付するという活動です。

http://www.trusselltrust.org/foodbank-projects

このチャリティー団体以外にも、大手のスーパーマーケットや、教会、コミュニティセンターやイベント会場、学校などでFOOD BANKを設置して寄付を呼びかけています。

寄付対象の食べ物は、UHTミルク、砂糖、紙パックのジュース、缶詰やスープ、パスタソース、ジャム、シリアル、パスタ、お米、ビスケットに紅茶、コーヒーなど、賞味期限が長く、基本的に調理不要か調理が簡単で、すぐに食べられるものです。

私の友達が誕生日パーティーをした時「プレゼントやカードを持ってくる代わりにFOOD BANKに寄付できる物を持って来て下さい」と指定しました。

このように考えられることは、今の世の中で必要とされているでしょう。
日々忙しくて忘れがちですが、こういったチャリティー精神をぜひ身につけたいと思います!

カムラ@イギリス


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