イギリスの人々は、何かに理由をつけてパーティをするのが大好き。
誕生日や結婚式のみならず、結婚前のスタッグドゥ/ヘンドゥ、ハロウィンパーティ、クリスマスパーティ、ハウスパーティ、BBQパーティ、ティーパーティ、ファンシードレス(仮装)パーティ、ホームパーティなどなど、日本に比べるとかなりの頻度でパーティが行われます。
みなさんは大切な人の誕生日や、ご自身の誕生日をどのように祝いますか?
イギリスでは通常、誕生日を迎える本人自らが企画し、支払いも基本的に誕生日の人持ちで、パーティーやイベントをしたりします。
職場や学校にケーキを持参して「今日は私の誕生日なんですー!」と言って、皆にふるまうのが一般的。
日本ではどちらかというと、誕生日を迎える立場の人は受け身で、周りに祝ってもらうことが多いですよね??
私の中ではどうしてもそのイメージが抜けない為、この文化の違いは衝撃的でした。(というか、未だに馴染めていない。笑)
年代・性別関係なく、ほとんどの人が(当たり前ですが)誕生日をとても大切にしていて、カードを送ったり、プレゼントや花束を渡すのはもちろんの事、本人もしくはパートナーや家族の誕生日が仮に勤務日であったとしても、誕生日を理由に特別に休暇を取ってお祝いするなんて事も珍しくありません。
これもまた「日本の会社だったらありえなーい!」と、かなりのカルチャーショックでした。
大人も子供も誕生日会はかなり派手にする人がいるのですが、お金のかけ方も半端じゃなくて驚かされます。
ロンドンの高級ホテルでアフタヌーンティーパーティという豪華な誕生日会の時は、参加者全員スマートな服装で集合。
このように、パーティーをより楽しむ為にドレスコードがついていることがよくあります。
子供だと、プリンセス&スーパースター。海賊&フェアリーなどなど。最近は映画「Frozen(アナ雪)」のエルサのドレスが人気です。
大人だと、映画やアニメのキャラクターとか、60’sの服装とか、キラキラした服で、とか。その都度テーマがあって面白いです。
ドレスアップの仕方もこれまた半端じゃなく、なりきり方がすごいです。お金だけじゃなく、手間ひまも惜しみません。
どこからこのやる気が起こるのか、国民性なのか、感心しきりです。
イギリスでパーティーの楽しみ方を習得するのも立派な留学経験と言えるかもしれません。
Party on!
カムラ@イギリス