ワーキングホリデービザはどの国も競争率が高く人気があります。
きっと人生の中でこういった本当の意味でのホリデーが、特に日本人にとって必要とされている結果と言えるでしょう。
イギリスではワーホリビザで2年間も滞在できてしまうのが魅力的。2年間、学校で学ぶもよし、働くもよし、旅行ももちろん、それぞれが思い思いのことをし、会うべき人に出会い、思い、感じたこと、そんなイギリスでの経験全てが誰にとってもかけがえのない財産になります。
私の友人Aさんは、ワーホリ後いったん日本へ帰り、大学院進学の準備をし、帰国後4ヶ月で再度イギリスへ戻りました。
将来どういった道を歩むのか、決められない人は、ひとまずワーホリでイギリスへ渡り、その間に次のステップを考えるというのもまたひとつなのかもしれません。
目標に向けてワーホリ中にIELTSなどの試験の準備をしたり、いろいろ夢を描いて目的を持ちながら過ごすこともできます。
ある意味、それはイギリスでいうギャップイヤーのような響きがします。
ワーホリを自分を見つめる期間とするならば、若い人たちにとって人生を左右する、大切な期間と言えるでしょう。
私の周りには他に、日本へ戻り外資系企業で働いている人、資格を生かして病院や産院で働いている人、アーティストとして活動している人、ホメオパシーを勉強しホメオパスになった人がいます。
イギリスに舞い戻り、国際結婚をしたりして永住を決めた人、また他の国へワーキングホリデーをしに行った人もいます。
面白いと思うのが、ワーホリ経験者の多くが旅行好きで、ワーホリ後、以前に増して旅行を楽しむ技能を身につけたように見えます。
ワーホリ経験を通じて国際的になるのは確かで、英語力のみならず、若い内に日本の外で暮らすのは貴重な経験だと彼らを見ていて納得させられます。
ワーホリが終わる頃、イギリスに残りたいと思うことがあると思います。しかし、ワーホリビザはイギリスで延長することができません。
以前は、ビザの延長や取得が今に比べてそれほど難しくなかったそうです。ビザ申請費用も今ほど高額ではなく、イギリスで暮らす手段ははるかに多かったようですが、今はそうではありません。
一度日本へ帰り、またビザを取って戻るか、ある程度の期間を置いて観光ビザで短期滞在するか…。イミグレーションは年々厳しくなるので頭が痛いですね!
ワーホリの後、何をしたいか決めている人も、決めていないひとも、心をオープンに。
自分が思いもよらない未来が待っているかもしれません。自分の限界を自分で決めない、という姿勢がいい感じです。
みなさんの未来がすばらしいものになりますように☆
カムラ@イギリス