季節の変わり目に体調を崩す人が多いですが、イギリスの秋は突然気温が下がったりするので注意が必要です。
できるだけ病院のお世話になりたくないと思う私は、重病でない限りあれこれと試して自力で治すようにしています。
GPに行く前にまずできることは、身体を暖めること、休息を十分に取ること、水分補給をしっかりすること、などでしょうか。
イギリスで誰もが知っている有名な風邪薬といえば、レムシップ(LEMSIP)。Bootsなどの薬局やスーパーマーケットで入手できます。
粉末の薬をカップに入れ、お湯を注いで飲むタイプのもので、ホットレモンみたいな感じです。
レモン味以外にもブラックカラント(Blackcurrant)味もあります。
私は個人的に、薬はなるべく摂らないように心がけているので、風邪薬や抗生物質はできる限り使用しません。
その代わり、ハチミツレモンや、レモン&ジンジャー、エキナセアなど、古くから風邪やのどの痛みに効くとされるものを摂ります。
中でも、以前にインド系Britishの友人に教えてもらった、彼女の家系伝統の飲み物はそれをパワーアップさせた感じでおススメです。
マグカップにハチミツ、レモン汁、ターメリックをティースプーン1杯入れてお湯を注ぐだけ!というものです。私はこれにしょうがのすり下ろしも入れます。すごくあったまり、風邪が早く治る気がします。
また、ホメオパシーのレメディーもイギリスでは手軽に購入できて便利です。頭痛やくしゃみ、のどの痛みなど、風邪の引きはじめにはアコナイト(Aconite)というレメディーが良いそうです。
他にもレメディーはいろいろですが、全て症状に合わせて使用します。専門書で調べたり、ホメオパスと呼ばれる専門家に相談しながら、どのレメディーが合うか決めていきます。
ホメオパシーのいいところは、自身の持っている治癒能力を高め、悪い物を押し出していくところだと思います。
何はともあれ、体調不良には休息がいちばん大切です。勉強や、仕事、人付き合いで忙しい人も、そんな時は立ち止まってカラダの声をしっかり聞いてあげましょう!
カムラ@イギリス