今までにそれほどたくさんの面接体験がある訳ではありませんが、面接といえば思い出す、おもしろかった経験があります。
イングリッシュティールームのお仕事の面接に行った時のこと。
何故か面接で指定された場所は、そのティールームではなく、とある駅前での待合せ。現れたのはスリランカ人の社長さんでした。
まず、お腹がすいていないかと聞かれ、どこかでご飯を食べながら面接しましょうということになりました。駅から10分くらい歩いて、社長さん行きつけのインド料理のお店へ!
食事のオーダーをしてから、和やかな感じで面接が始まりました。
社長:「土日は働けますか?」
私 :「いや、実は事情があって働けない時があります」
社長:「え!? じゃ、うちで働いてもらうことができません…」
私 :「えー!!(ガーン…。そんなの聞いてないよ~!)」
社長:「…でも、まあとにかくメシでも一緒に食べましょう」
…と、こんな感じで不採用決定なのにも関わらず、とっても美味しい夕飯をご馳走して下さいました。しかも帰りは私の住んでいた家の最寄り駅まで車で送迎までして下さり、驚くほど親切な方でした。
事情を聞くと、面接前から私を採用しようと決めていたんだそうです。行き違いで情報がうまく伝わっておらず、迷惑をかけてしまって申し訳なかったのですが、素敵な社長さんのお話を聞くことができ、今思えば稀な経験ができてラッキーだったと思います。
さて、面接で成功するには、採用されたらこうしたい!など、実際に働いている自分を想像し、いかに貢献できるかを考えて話すのが効果的です。
私の友人は電話面接で、入社できたらいつかやってみたいことを話したそうです。採用された今となっては、そのいつかは未だ訪れてないとのことですが…(苦笑)こういう事は、入った者勝ち的な所はあると思います(笑)
とにかく、面接で明確に自分を採用するメリットをポジティブに言えるようにしておけば、相手は必ず興味を持って聞いてくれるはずです。
みなさんが希望するお仕事をゲットできますように! Good luck☆
カムラ@イギリス