移民の受け入れに比較的寛容なドイツには外国人にも沢山の活躍の場があります。
語学学校で知り合った親友の一人はトルコから渡独しました。彼女はドイツという先進国への憧れと、賃金等を含めた労働条件の良さ、また母国柄が自分の肌に合わないと言う理由から、ドイツで建築家として働き始めます。大学で建築について研究し、英語もペラペラ。仕事を決めるのは難しくなかったようです。

少し話が逸れますが、ドイツは全くの学歴社会。更に将来の技能労働者不足を危惧し、経済界が必要とするノウハウや知識を持つ外国人を積極的に受け入れる傾向があります。労働条件が良いので、それらを持つ人にとってはドイツが最高の労働地となるのでしょう。
一方、学歴や専門技能のない人は肉体労働・力仕事が中心となります。賃金は低くなりますが、それでも出身国に比べると◎という理由でこのような職種につく移民も沢山います。

さて、話はトルコ人女性に戻りますが、彼女は大都市の駅前マンションに住みバリバリ働いています。最近ドイツ人男性と結婚し、現在はドイツ国籍取得テストに向けたオリエンテーリングコースを受講しているそうです。私達は3年前ドイツ語を一緒に勉強していた事を懐かしく思い出しては、今後ドイツでどんな人生を送っていくのだろうかと楽しみに語り合っています。

日本人の知り合いではワーキングホリデーのほか、ドイツの大学に留学希望(なんとドイツは学費が無料!!)の人や、ドイツ人との結婚や仕事を理由にドイツに留まる人が多くいます。中には、シャネルやプラダなどブランド品を買付けし、日本人に転売している人も。ヨーロッパの方がブランド品が手頃なので儲かるのかもしれません。
結局、ドイツでもやりたいことは無限に出来ます! “勉強・観光・ビジネス…” 何がしたいかを明確するのが本当に大切です。『自分のやりたいことを見つけたい』も大いに結構! その気持ちを忘れずにドイツで過ごしていれば『なんとなく楽しく過ごして終わり』ではなく、きっと自分だけの道が見えてくるはずです。

ライター:yodan@ドイツ


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