私がドイツに来て思ったのは、本当はドイツ人にも英語は難しい?!ということ。
日本にいた当初、私は『ヨーロッパ人は日本人より平均して英語が出来る!』と勝手に思っていました(笑)。それは間違いではないです。島国の日本に比べ、陸地続きのヨーロッパは他国文化の影響の色が濃く、それに伴い英語を話す機会も多いのです。英語だけで生活する事も可能。また、ドイツで働いてみたいという方に知っておいていただきたいのは、企業(日独両方)では英語が出来ることが前提とされている場合がほとんどで、専門分野を除き、一般的にドイツ語・英語・数学の成績が重視されます。

しかし、段々わかってきたのがドイツ人にとっても英語は外国語であるということ。
流暢に話していても、ドイツ語的な表現や訛りがあり、母国語のように話しているわけではないのです。また、高齢の方は英語をほとんど話しません。これは日本と似ています。ちなみに、東西ドイツ統一前は英語ではなくロシア語を外国語として学んでいた地域もあります。なので、私の義理の両親・祖父母は英語ではなくロシア語を上手に話すことが出来ます。さらにドイツにはトルコ人やベトナム人がとても多いですが、私の知り合い達は英語が話せません(勿論個人差があります)・・・そう、皆が英語を話せるわけではないのです!

移民が多いドイツ、『外国人の“外国語としての英語”のコミニュケーション』。これは勿論、母国語のようにはいきません。それでもそれが普通で、くよくよ悩んでいる人は少ないです。私は日本で英語を話す機会が無く、話すこと自体に抵抗がありました。発音の悪さや文法の間違いを気にして。でもこちらに来たら、恥ずかしいなんて言ってられない!むしろそんな感覚すら忘れてしまうでしょう。
渡独した当初、私はドイツ語が全然出来なかったため英語で会話していましたが、ホストファミリーや語学学校の仲間は私の拙い英語を親身になって理解しようと努力してくれました。
英語に不安のある方にも、ぜひドイツで挑戦してみてほしいと思います。

ライター:yodan@ドイツ


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ