今年のドイツのクリスマスは一体どのようなものになるのでしょうか?
昨年も述べていますが、ドイツのクリスマスは日本でいうお正月のようなもの。家族で過ごす年間で最大のイベントなんです。

いつもなら今頃、外でクリスマスマーケットを楽しんでいる頃なのですが、今年はほとんどが中止。それでも街を歩くと少しずつクリスマスの飾り付けがされ始め、その感覚を思い出させてくれます。
現在、ドイツではコロナ感染者増加による対策として、レストランやカフェといった飲食店を閉めています。幸いその他のお店はほぼ営業している為、クリスマスに向けてプレゼントの用意には困りませんし、郵便局などの配送業者は既に忙しそう。筆者も一通りの用意を済ませ一段落。今年はどこも人員不足による遅延や閉鎖の可能性があるので、何事も早めに済ませておくのが良いと思います。

また、飲食店の閉鎖にともない、テイクアウト店は売上が上昇していて、街は賑わいこそありませんが、閑散としているわけでもありません。そしてこの先、再びロックダウンになる可能性を考え、学校や会社、皆がそれに備えた準備・対策をしています。『何人以上集まってはいけない、二世帯以上の集合は禁止』などのルールが課せられれば、クリスマスを過ごすスタイルも変わりかねません。
私達は、クリスマス直前までコロナの状況と政府の指示に注意を払い、計画を立てなければなりません。いずれにしても、こちらではクリスマスは家族と家で過ごすもの。したがって、『過ごし方』についてはあまり違いはありませんが、『誰と過ごせるのか』は、これからの政府の判断によるところです。

コロナの状況次第であるということは百も承知していますが、それでもやはり「家族皆で過ごせるといいなぁ」と願ってしまう筆者でした。

ライター:yodan@ドイツ


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