日本人である私の周りではしばしば日本について話題になりますが、道を歩いて『日本ってどんな国?』と日常でドイツ人同士が話す場面に出くわしたことは一度もありません。様々な国籍の人が沢山いるドイツでは、日本はその中の一つの国に過ぎないのでしょうか…。

ニュースでは日本の政治経済、最近だと日本の新総理大臣について大きく報道されていました。その他、コロナ関連でも時々日本について語られています。『日本がいかに衛生面で優れているか』が解説・紹介され、個人的にも、衛生管理・習慣については日本が群を抜いているように思います。
現在、各国で他国のコロナ政策が報道されていますが、それぞれの良さを学び、また問題点を反面教師として自国に活かそうというのは、本当に素晴らしいですよね。コロナは世界レベルで皆で乗り越えるべき壁なのだと認識します。

以前、ドイツ人のインタビュー番組で、『日本・日本人についてどう思うか?』というテーマがありました。回答は多種多様で、『寿司・車・ソニー』など物を思い浮かべる人や、『決まりをきちんと守る、形式を大事にする、技術が優れている、仕事を沢山し過ぎ』という詳しいイメージを持つ人もいました。また、『アニメ』という回答も多く、デュッセルドルフではその祭典が有名です。
遠く離れたアジアの一国でありながら、日本の名を知らない人はあまりいなさそうです。ちなみに、マイナスなイメージを持っている人はほぼおらず、私は日本人として密かに喜んでいました。

さて、友人は日本と繋がりのある会社に勤めているのですが、「日本人はとても丁寧で、時間にあまりにも正確なんだ。僕たちは、もしかしたら彼らにはルーズ過ぎるかもなぁ。」と話していました。また、他のアジア諸国に比べ、日本は物価や飛行機代が高いため、簡単に旅行に行けないのだそうです。
しかし、美味しい食べ物や日本建築、アニメなどの近代文化、そして清潔なトイレ(特にウォッシュレット!笑)など、日本にしか無い物に興味を抱く人は沢山。
皆さん、渡独する時は、日本の面白い習慣や文化を話のタネに持っておくと良いかもしれませんね。

ライター:yodan@ドイツ


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ