私はドイツに来ていくつかの街に滞在しましたが、今回は“シュトゥットガルト”について紹介します。

シュトゥットガルトはドイツの南西に位置する国際都市。バーデン=ヴュルテンベルク州の首都であり人口は63万人、国内6位の数字です。また、メルセデスベンツの街として知られ、ベンツ博物館は観光名所となっています。
ここはドイツの大都市の中でも比較的治安が良く、モダンな建物が多いです。ドイツらしいバロック様式の建物も見つけることが出来ますが、歴史的な古い建造物は少なく近代化した所です。一言に『住みやすい街』と言えます。バスや鉄道、市電が張り巡らされているため、交通に困ることはありませんし、アジアスーパーや日本食店もあるので、日本食を楽しむことも出来ます。
一方でマイナスな点を挙げるとすると、ベンツの街というだけあって、シュトゥットガルトは所得水準の高い街なのでしょう…、家賃が高い!首都ベルリンより高いことも珍しくありません。
さらに高いといえば、移民の割合も本当に高いです。その場にいる半分以上が移民というシチュエーションもしばしば。筆者が語学学校で出会った外国人で最も多いパターンが、仕事でドイツに来ているというもの。メルセデスベンツやボッシュ等世界的企業に勤める世界各地の人々が、ここに来てドイツ語を学びながら勤労しています。色々な国の人と触れ合えるというのはとても大きな魅力です。

さて、最大の利点として、地理的位置も念頭に浮かびます。南西に位置するため、フランスやスイスに近く、そこへ電車での日帰り旅行も可能です。筆者はスイスの首都チューリッヒを一日観光しました。早朝に出発し、電車で片道3時間半かけて目的地へ。一日楽しんで、夜には帰宅という感じです。友人は、フリックスバスを使いさらに節約して旅行していました。私は、深夜バスを利用しそこで就寝、朝には目的地に着き観光スタート!というのをやってみたいです。車が好きな人は、レンタカーでドイツバーンに挑戦してみるのもいいですね。また、シュトゥットガルトには空港もあるので、EU内の旅行は本当に気軽です。費用も時間も少なくヨーロッパを巡れることは、最大の利点といえるのではないでしょうか。
『車が好き』『世界各国の人々と交流してみたい』『EU内を旅行したい』という方は、是非シュトゥットガルトを検討してみて下さい。

ライター:yodan@ドイツ


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