もうすぐ夏休み!子供達は長い夏休みを心待ちにして、多くの親もこの時期に長期休暇を取ります。ドイツでは有給を全て消化するのは当たり前で、一度に4〜6週間の休暇を取る人も珍しくありません! こんなドイツには日本のお盆のような行事はなく『家族皆でバカンス旅行』が定番の夏休みの過ごし方だと思います。

さて、いつもなら多くの人が世界中を旅行しているはずですが、今年は違います。コロナの影響によって外国へ気軽に旅行する人は極少なく、せいぜいドイツ国内を数日旅行するか、身近で少し楽しいことをしようという感じです。勿論、旅行代理店の客足は遠のき、鉄道会社にはチケットの払い戻しを求める問い合わせが殺到しました。子供達は春にコロナ対策のため学校が休校となっていた分、夏休みがなくなるのではないかと嘆いています。(そのような決定は今のところされていません。)

しかし深刻な状況かというと、現地の雰囲気は普段とあまり変わりません。店やレストランが再開し、街には出店も。大きなイベントはまだありませんが、街は少しずつ活気を取り戻しつつあります。コロナによって困っている人は大勢いますが、それでも人々は普段通りに生活しようとしているのです。
ウィルス感染者が激増した春は、それについての話題で持ちきりでしたが、今は落ち着きを取り戻し、友人との会話はほとんど普通の世間話です。どうしようもない状況で少しパニックなっても、それを引きづらず、『悩んでも仕方がない。いいや、やれるだけやろう』と切り替え、どこか客観的で冷静、無理のない範囲で対応しているスマートさは、ドイツ人の最高にかっこいいところだと思います。

ライター:yodan@ドイツ


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