ドイツでは最近、スーパーマーケットなど人の集まる場所に行く際、マスク着用が義務化されました(都市によってペナルティー有り)。義務化初日から、私の見る限りで100%皆決まりを守っており、ドイツ人の即応性の高さが伺えます。
コロナ危機が始まって間もなくは、周知の通りヨーロッパのマスク着用は難しいものでした。そもそもその文化が無かった為、着用することでマスクに慣れない周りの人々の不安を買ってしまうのです。しかしそれでも次第にマスクをする人がチラホラ・・・今では義務化とまでなりました。『手洗い』も同様の流れで、ありがたいことに今では帰宅後の手洗いは当たり前です。

即応性と言うと、ドイツ政府の対策にも目を見張るものがあります。ここで具体的な政策内容は書きませんが、その的確性とスピードは本当に素晴らしいです。さらに、全てを簡潔にはっきり述べるドイツ人の会見は、見ていて気持ちが良いです。

さて、マスクと手洗いの習慣が定着しつつあるドイツ、日本と同様にそれらの品薄状態が続いています。私の感覚で言うと、最初に品薄になったのは『トイレットペーパー』。スーパーには在庫の有無を確認する電話の嵐。開店早々人々はトイレットペーパー売場へまっしぐら。軽くパニック状態でした。写真はその売場で、現在はだいぶ在庫が落ち着きつつありますが、『一世帯一つまで』と注意書きが。食料品は保存食を中心に買い占めが続き、至る所にその防止と、パーソナルスペースを1.5〜2M取るよう注意書きが貼られました。
続いて特に品薄となったのは『消毒液』と『小麦粉』。今は『イースト』が品薄で、私は一ヶ月以上全くイーストを見ていません。皆、買い占めた小麦粉でパンやピザを焼きたいのだと私は推測しています(笑)。ちなみに、ヨーロッパでも他の国はまた違った様子で、品薄商品の種類でその国の文化や国民性が垣間見えますよ。

今私達は自宅にいる時間が長くなっていますが、知り合いは手作りの布マスクを作ったり、テラスでハーブを育てたりしてその時間を楽しんでいます。私は新しいドイツ料理に挑戦しています。
暗いニュースが続きますが、少しでも家で楽しい時間を過ごしたいですね。

ライター:yodan@ドイツ


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ