ドイツでの薬の調達。それは日本とよく似ています。
スーパーやドラッグストアに並ぶ効き目の優しい薬、薬局で買える薬、処方箋で買える薬…種類も大差ありません。例えば風邪薬で言うと、総合薬をはじめ、“鼻風邪・喉の痛み・腹痛・咳・熱“の症状別に、“錠剤・粉薬・スプレー・塗り薬“があります。また、ドイツは日曜日にスーパーや薬局が営業していない為、何かあった時の為にすぐ使えるよう、最低限の薬は常備しておきたいです。(救急用で、夜間&日曜日、訪問すると開く薬局もあります。)
私は先日、日本から持参した痛み止めが底をついたので薬局へ。痛み止めと一言に言っても、腹痛薬や頭痛薬、解熱作用もあるもの、女性向けの薬等様々です。店員さんにどんな薬を探しているか伝えると、目的の薬を出してくれます。
ドイツの薬局は、全ての薬が見える位置に置かれているわけではなく、裏にストックされていることが多いです。数種類候補がある場合は、効き目や用法、価格の違いを詳しく聞いて決めるといいです。丁寧に全て教えてくれますよ(英語もOK)。
一方、在庫がない事もしばしば。そのような時は取り寄せとなり、ほとんどの場合、数時間後または翌日以降再度受け取りに来る事になります。
ここで、ドイツの定番?胃腸薬を一つご紹介。その名は『Iberogast』(処方箋無しで簡単に買えます)。小瓶の液体薬で、水に数滴垂らして使います。天然の植物薬用エキスが、胃痛や胃もたれ、ムカつきを抑え、胃腸の働きを整えるというものです。
ドイツ人の知り合いは「これ効くのよ〜」と。皆さんもドイツに来たら、これを常備するといいかもしれません。
ライター:yodan@ドイツ