ドイツに来てよく感じることは、子供が多いなぁという事。と言っても、実際子供の人口比率は日本とドイツで大差はなく、両者とも少子化問題を抱えています。
では、なぜそう感じるのか・・・街を歩くと、頻繁にベビーカーを見かけます。ちなみにベビーカーは日本のデザインと一緒で、抱っこ紐のママは見かけません。(ところで先日、ベビーカー博物館に行ってきました。ベビーカーの始まりから、歴史を辿って現在まで…木製、金属製など古典的なデザインが私にはどこかモダンで、とても楽しかったです。)そして、マンションは音が響きやすく、子供の騒ぎ声が聞こえてくるのも日常茶飯事。結局、日常で子供の存在を感じる事が多いという事なのでしょうか。
さて、先に両者とも少子化問題を抱えていると書きました。どちらも子供手当て等、様々な政策をとっていますが、数値的には日本の方が深刻です。
私自身、ドイツに来て子供を育てることに対する不安が減りました。それはドイツは子供に対する社会保障・教育制度がしっかりしていると感じるからです。最大の違いは、ドイツは『教育費&医療費が基本無料!』ということ。これは本当に大きいです。
子供にはお金がかかる・・・という概念はここにも勿論ありますが、『社会保障がしっかりしている』という安心感はとても大切ですよね。移民のママさん達も、ドイツは子供を育てやすいと話しています。教育制度は日本と異なり少し複雑ですが、きちんと成績や子供の特性が反映される制度だと思います。(ドイツは日本以上に学歴社会です。)
今後、子育てするならドイツかな?なんて思っている筆者でした。
ライター:yodan@ドイツ