世界でも珍しい日本独自の「謙遜主義」。黙っていれば自分に役割が回って来るとか、あえて言わなくてもいいだろう精神は、日本を出た瞬間忘れて!!
ほんの少しの経験だから、それは経験とは言えない・・・等、私たちは相手からの期待を過剰に受け止めがちですが、言ったもん勝ちの香港

ちょっと経験があれば、「知見がある」と言い切るし、わかるかもしれないことも「わかった。問題ない」と言う。ダメだった時は、「うまくいかなかったなぁ、ふふふ」で対処する人も。(職業にもよりますが!!)

私は、香港で何年か外国人相手に働いていますが、謙遜せず、はっきり言い切るようにしています。以前、遠回しに断ったことがありましたが、相手には通じていなかったことがありました。あと、断る時の理由は明確に求められるため、判断を下す時は確固たる意見を準備しています。そうしないと論破されたり、なあなあにされたりします。
こんな毎日、すごいプレッシャーを感じそうですが、結構みなさん、さっぱりしており、尾はひきません。ドライって良い!

だから相手が発する言葉もあまり真剣に受け取らず、期待しないようにしています。こう書くと相手に失礼かもしれませんが、相手に過剰な期待をするから色々と不満がでるかと。ここは日本ではない、日本がちょっと変だと思うようにしています。日本出張時に「主張強いね」と言われることもありますが。

また、褒められたらすごく喜びましょう!!謙遜して「そんな、私なんか。。。」という発想この国には存在しないのです。もうお互い褒めあって、気持ち良く過ごす方が絶対楽しい。
逆に自分からも相手を褒めましょう。なんでも良いのです。気持ちの良いコミュニケーションをとるのが大事。

日本人は奥ゆかしい、遠慮がち=言いくるめることが可能と思っている人がいるのも事実です。もう遠慮せず、自分の伝えたいことはどんなに時間がかかっても相手に遮られても負け時に伝える心が大事!!
自分の意思とそれが表現できれば商魂の国、香港でも楽しく生きていけるはず。

ライター:elly@香港


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