今回は、ドイツに来て少し驚いた光景と、感じた事を記してみます。
私はドイツで生活して一年になりますが、日本との文化の違いに、今も発見の連続です。
渡独後まず驚いたのが、人々が本当によく食べる事!電車を待っている間ホームでホールピザを食べ始める人がいたり、車内でオレンジを剥いて食べる人がいたり(ちなみに人々は日本ほど手を洗いません。)。また、車内で人々はしばしば初対面でも楽しく会話します。
私はスイスを一人旅した帰りの電車内で、親切なご夫婦と隣の席になり、一緒にフルーツやスイスチョコレート食べながら、お互いの旅や生活について沢山話をしました。短い時間でしたが、本当に温かい時間でした。
公園を歩けば、上半身裸で真っ赤になりながら日光浴をするおじいさんや、裸足で芝生を歩く綺麗なキャリアウーマン風女性がいたりします。
ドイツで生活していてよく感じるのは、人々がとても自由に過ごしているということ。『お腹が空いたから食べる。気持ちがいいから靴を脱ぐ。』非常にシンプルなのですが、日本だとなかなかできませんよね(笑)。
ヨーロッパの中で比較的お堅いイメージのドイツの国民性。しかし私は現地で生活してみて、人々は自分の気持ちに非常に素直に行動しているなぁと感じました。また、人目を気にせず意見を言い合えることも、とてもかっこいいなぁと思いました。
さて、少し極端な書き方をしましたが、ドイツ人だって勿論繊細です(笑)。他人の気持ちを考えて、非常に丁寧に人と接しています。要は、バランスがとても素晴らしいのです。深く考えずそれが出来てしまう彼らに憧れさえ抱いてしまします。
『他人に迷惑のかからない範囲で、赴くままに。』これがドイツ人のライフスタイルの起点なのかもしれません。
ライター:yodan@ドイツ