ポーランド北部にあるリゾート地として有名な「ヘル半島(Hel)」。プック湾とバルト海を隔てるポモージェ県にある、とてもキレイな場所です。去年の夏に、バカンスを兼ねて5日間くらい行ったのですが、そこはリゾート地ということもあって基本的には観光客ばかり。
街には観光地らしいレストランやおみやげ屋、ホテルやアパートなどの宿泊所などが多くあり、海に面していることからワルシャワやクラカフなどでは見られないポーランドが味わえます。キレイな砂浜が何キロにも及び、ゆったり散歩をしている人や海水浴を楽しんでいる人などがいます。
ポーランドに来てから実は初めてのバカンスっぽいバカンスで、これまで他の街を訪れたことはあるのですが、完全にバカンスというよりは「観光」っぽい感じでした。

この時は、仕事をオフにして5日間くらい本当にゆったり過ごしました。
街を歩いていると、とあるカフェの外の席に超紳士なおじさまが座っていました。初め見た時は、「超オシャレでカッコいい〜」と思い、歩きながらしばらく観察していたのですが、どうやら何をしているのかわかりませんでした…。

オシャレなジャケットに帽子、杖を持って椅子に座って外を眺めていましたが、コーヒーなど飲み物は持っていませんでした。YouTubeなどで、特にヨーロッパでこのようなカッコいいおじさま(何か見世物をしているのか不明)は見たことはあるのですが、生で見るとそのオーラに驚きました。
今でもよくわからないのですが、何か見せ物をしていたのならともかく、ただ休憩していただけなら少し見過ぎたので申し訳ない気持ちになりますが、レトロなカフェの雰囲気に最高に合っていました。

ちなみに、このヘル半島にはポーランド国内からやって来る人が多く、ほとんどがポーランド人だったように思えます。外国語は聞こえたことありませんし、まずアジア人は誰も見かけていません。そのためか、街を歩いていると結構ジロジロ見られました。ワルシャワなどでは全く気にならないのですが、都会に比べて人が少ないこともあってか目線はよく感じました。

まあ、悪い意味ではなく単純に「珍しい」からだと思います。
そのため、もしかしたら私の方が彼らにとっていろんな意味で ‘’珍しい人’’ だったかもしれません。
ライター:Kohei@ポーランド


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