さて、もうすぐクリスマス。ドイツのクリスマスマーケットは有名ですよね。現地で見るデコレーションは本当に幻想的で、この為にドイツ観光に来るというのも大いに頷けます。

街は1ヶ月程前からクリスマスムードになっていきます。道や店が飾り付けられ、クリスマス商品が並びます。ここで、ドイツのクリスマスの定番品を少しご紹介しましょう。
まず、クリスマス菓子といえは“レープクーヘン”“シュトレン”“クッキー”。スパイスとバターがたっぷりです。さらに、フルーツ(主に葡萄)酒で作るホットカクテル“グリューワイン”も欠かせません。私はどれも大好きで、つい食べ過ぎてしまいます。
皆さん、“アドベントカレンダー”をご存知でしょうか?これはクリスマスまでの日数を数えるためのカレンダーで、子供向けに多くは箱型や紐状になっており、その日の数字を開けるとプレゼントが出てくるというものです。私も毎日開けています笑。市販品が多いですが、中には手作りするという人も…なんだか温かくて素敵ですよね。

各家庭でもかなり凝ったデコレーションをします。ツリーは勿論、リースや壁飾り、置物…至る所がクリスマス仕様になります。さらに家の外観もデコレーション。煌びやかにライトアップされたお家は小さなテーマパークのようです。住宅街を歩くだけで本当に楽しいです。地域によっては、このイルミネーションのコンテストが行われています。日頃から家の内外問わずデコレーションに凝るドイツ人。クリスマスが一番の気合の入れどころなのかもしれません。

個人的に思うのが、日本は『クリスマス≦お正月』ですが、ドイツは『クリスマス>お正月』ということ。24日クリスマスイブは各店お昼までの営業で、25・26日は祝日で閉店。(クリスマスマーケットは開かれています。)ドイツでは、国民皆でクリスマスを楽しむという感じがします。ちなみに面白いと思ったのが、24日は家族と過ごし、25日は恋人や友人と過ごすという習慣があること。いずれにしても、大切な人と一緒に過ごすというのは絶対のようです。日本では、クリスマスも普通に仕事があり一人で過ごす人もいると話すと、ドイツ人は「信じられない!」と言っていました笑。
家族との時間を一番大切にしているドイツ人。その温かいクリスマスをぜひ楽しんでみて欲しいと思います。

ライター:yodan@ドイツ


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ