香港も冬が近づいて来ました。湿度も下がり、天候も徐々に安定しつつ過ごすのが快適なこの季節。街の至る所で上海蟹を見かけるかと。
上海蟹といえば、上海ですが実は香港でも堪能できるのです。しかも、街中で売っているので自分で調理することも!!街市でもスーパーでも購入できます。もちろんお店で上海蟹フルコースを楽しむのもいいですが、家で楽しむのもたまにはいいのでは。
上海蟹は大閘蟹(ダイザップハーイ)と広東語では呼びます。シーズンは9〜12月で前半はメス、後半はオスが美味しいと言われています。いまのシーズンですと、オスですね。
上海蟹は茹でるか蒸すかですが、蒸すのが一番美味しいとか思います。好みはありますが。調理する際は爪の毛とか、節の間は歯ブラシを使ってよく洗い、蒸す前に水に放ち、泥抜きするのを忘れずに。また、絶対気をつけるのが、生きている蟹を蒸すこと。死んでしまっている場合は、細菌が繁殖しているため、調理するのを諦めて。そのためにも蟹を購入するときは生きているかよく確かめて、購入したらすぐに食べてください。
日本では蟹は蟹酢につけて、食べることが多いかと思いますが、こちらは黒酢にショウガの千切りを入れたものにつけて食べます。
私はそこまで蟹が好きではないので、少量で満足できるため、レストランにはいかず、家で蒸す派ですが、友人曰く、レストランでは上海蟹のコースもあり小籠包、カニチャーハン、カニミソ入りフカヒレスープ等の蟹料理を堪能することができるそうです。
せっかく香港にいるので、これを機会にシーズンの食べ物を楽しんでみてください。ちなみに冬の食べ物として蛇も有名で、私はレポートできないのですが、新しいことに挑戦したいあなた!試してみてください。
ライター:elly@香港