「海外生活で病気になったらどうしよう…」誰もが一度は考えることではないでしょうか。身体が辛いのは勿論ですが、「治療費は高いの?」「薬は合うの?」という不安や、外国の病院で医師に症状を伝えることも一つのハードルかもしれません。
ドイツのワーホリでは、医療保険への加入が義務づけられています。さらにドイツの場合は、歯科治療と、女性は妊娠時の治療も適用する保険でなくてはなりません。保険があるので診察料等で大きな心配はいらないと思いますが、歯科治療は比較的高額です。その為、日本の歯科医院で治療を済ませておく人も多く、私もちゃっかりその一人です(笑)。歯科治療は特に保険適用時期・内容の規定が細かく、治療前に見積書がもらえますので、きちんと確認しましょう。また、保険料の支払われ方は各社違いがあると思いますが、一旦治療費を全額建て替え、その後申請をして保険料が振り込まれるという形が多いと思います。
私は日本のようなカード型の保険証ではなく、A4の保険証書と申請用紙で全てを行います。必要の際は、これらの書類を病院に持参し記入してもらい、後から自己申請します。少し複雑なように感じますが、いざという時に備え、自分の保険適用手順を頭に入れておくと安心です。

さて、保険について少しお話ししましたが、幸いなことに、私はまだ病院にかかったことがありません。知人の話ですが、ドイツの病院では軽い症状の場合、薬ではなく紅茶を処方されることもあるのだとか。ちなみに、薬局に行っても様々な紅茶があります。咳や頭痛等症状に合わせて選ぶ事ができます。自然治癒への意識が高いということなのでしょうか、素敵ですね。もちろん日本と同様に市販薬もありますので安心して下さい。医療先進国であり移民国家のドイツ、薬の効き目も安心できると思います。

ちなみに私は風邪をひいた時、これを薬局でこれを買ってみました。メディカルドロップなのですが、喉の症状が和らぎ、なかなか良かったです。基本英語も通じますので、気軽に相談に行ってみて下さいね。
せっかく海外に来ても、体調が優れないと楽しみも半減!体調管理は何より大切です! しかし必要以上に不安になる必要はありません。日本にいる時と同じような『異変を感じたら周りや薬局の人に相談し、必要に応じて病院に行く。』という感覚で大丈夫だと思います。

ライター:yodan@ドイツ


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