香港に住みたい場合、一つの選択肢としてワーキングホリデーのビザがありますが、他にも多々ビザはあります。
まず、多くの人が利用するのは観光ビザ。日本人は90日以内であれば香港に滞在可能。ただし1ヶ月以内と以上の場合で必要なパスポートの残存有効期限に違いがあります。

次は就労ビザ。香港に住む外国人の大半はこれを使用しているかと。就労する企業にスポンサーになってもらい、就労ビザを発行してもらいます。香港政府としては外国人より自国の人を雇用したいため、ビザ発行は年々厳しくなっています。発行までの期間も状況により変わりますのでご注意を。

就労ビザに似ているのが、研修ビザ。香港での研修を目的としたビザです。期限は1年間と決まっており、延長は不可。就労ビザへの切り替えができないので、変更する場合には一度帰国が必須。

最も難しいと言われているのが、投資ビザ。香港法人でビジネスをする際に必要です。個人資産、事業計画等の提示が求められます。

ある意味、うまく行けば一番取りやすいのが配偶者ビザ。香港人か、就労ビザ、投資ビザを持っている人と結婚していれば取得可能。偽装結婚を防止するためか、ビザを申請する際に婚姻証明書や家族写真等を求められます。

最後は永住ビザ。配偶者ビザ、就労ビザ、投資ビザで7年香港にいると付与されます。ずっと香港に住めるビザです。私はこれ目指しています。

老婆心ながら気をつけて欲しいのは、ただ住みたいがために就職すること。日本人と比べ、香港は物価(特に家賃)が高いですが、平均年収は低いので、賃金や手当て等をよく確認するか、自分の武器(仕事上のスキル)を見極め、賃金交渉をしないと生活するのが苦しくなることも。ただ、不安を覚えても始まらないのでせっかくあるワーホリ制度を有意義に使い、まずは香港に住んでみるのが大きな一歩かと思います。

ライター:elly@香港


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ