アジアというだけで物価が安いと思われる時代は終わり、むしろ東京より家賃がびっくりするくらい高い香港。築30年は越すのに、内装はオンボロなのに、東京で住むより2倍は家賃。その代わり!?どんな古いマンションでも大抵、24hコンシェルジュがいます。マンションの維持やセキュリティの為に常駐。
Bloombergの2018年1月に発表したされたニュースでは香港の住宅市場は2017年に14.4%上がり、2018年では20%値上りする可能性もあると伝えています。
驚くのは家賃が下がらないこと。契約次第ですが、1年目で家賃交渉が始まります。我が家は3万ほど値上がりしました。外国人は足元を見られますので、交渉に香港人の協力が必要不可欠です。
さて、ではどこの地域であれば安くアパートを借りられるのでしょうか?
South Morning China Reportの2017年11月の記事では新界の屯門、延林、錫水などにある郊外のアパートならは月1万香港ドル以下で借りることは可能とのことです。場所は中心部から大体1時間半程度。香港はコンパクトな街なので、頑張れば通えますが、郊外は英語が通じない等の不便さはあります。
また、香港は一般的に交通費が安いため(MTRは初乗りが大体4.5香港ドル)会社から支給されません。しかし、郊外に行き、MTRとバス等を組み合わせると意外に交通費が上がるため、ただ家賃が安いからと郊外にするのも危険です。
そうなると一人暮らしは諦めて、シェアハウスかな。探してみると5千香港ドルくらいから香港中心部にあります。異国の地で不安かと思いますが、多種多様な人と触れ合うチャンス!
家賃は高いし、物価は高いけど、香港は活気に溢れ、エネルギーを感じられる。語学は他国の半分くらいの価格で習えますし、人との繋がりで日本ではできないような仕事に巡り会うことも。
自分の価値観をひっくり返す暑い国が待っていますよ!!
ライター:elly@香港