ワーホリ生活が終わりを迎える時が近付いてきました。この数ヶ月のドイツ生活を振り返って、ドイツの好きなところと嫌いなところをまとめてみました。
まずは好きなところから。
・ 広大な公園や自然が多い
街の至る所に大きな公園や、湖・森などの自然がたくさんあります。週末リフレッシュする場所には困りません。
・ 先進国の中では物価が安い
ワーホリニュースでは折に触れてお伝えしていますが、物価が安くて暮らしやすいです。
・ とにかく休みの日が多い
イースターやクリスマス、年末年始だけでなく、キリスト教にまつわる祝日がとにかく多いです。土日と重ねて3連休以上になる場合は、前後にお休みをとって遠出する人がほとんど。なので、日本のように仕事を休むことに罪悪感を覚える必要は全くありません。
・ 公共の場で人が優しい
乗りたいトラム(路面電車)の発車直前、駆け込んで乗ろうとすると、トラムを降りたばかりの人もしくは乗ったばかりの人、もしくは電車の中の人が、ドアが閉まらないように抑えて、私が乗るのを待ってくれます。その確率、95%。初めてこの体験をした時は、とにかく感動でした!
それ以外にも、コインランドリーで小銭がなくて困っていたら、マダムが洗濯代を恵んでくれたこともありました。
・ ヨーロッパの他都市に行きやすい
これは大陸続きのヨーロッパなら他の国でもそうですが、用事のために週末ふらっと訪れることができるのは嬉しいですね。
・ 外国人でもビザがとりやすい
ビザ取得については、ドイツで何をしたいのか、そしてどういう協力が得られそうかで、本当に人によって違います。そして個人裁量性のドイツでは、外人局の担当官によっても変わって来ます。しかし私の経験では、外人局で門前払いをされるようなひどい扱いを受けることはありませんでした。(たらい回しのような面倒くさいことは多々ありましたが)相談すれば、相談にのってくれて、結果的に望み通り新しいビザが数週間だけおりました。
嫌いなところ
・ ドイツ料理はやっぱりおいしくなかった
レストランで食べるドイツ料理は、とにかく芋ばかり。そして味付けがすべてしょっぱいです。そしてハードパンなど、硬い食べ物が多いのもドイツの食べ物の特徴です。しかしこれらのものが好きな人にはたまらないかもしれません…!
・ ドイツ語必須の空気
どこでもそうかしれませんが、ドイツではドイツ語ができて一人前と見なされるところがあります。というのは、統合政策なるものがあり、ドイツに永く居住する外国人はすべからくドイツ語を学ぶことが義務づけられています。(ワーホリビザでは求められません)
自治体が運営する安い市民学校などもあり、ドイツ語習得のサポートがしっかりあることは尊敬すべきところなのですが、それゆえ「ドイツに来るからにはドイツ語がある程度できて当たり前」という雰囲気があり、語学ビギナーには辛い環境でもありました。
(ベルリンに住む友人からは、ベルリンのような他国籍な街は例外だと聞きます)
こうして並べてみると、好きなところが多いですね。来てよかったと改めて思いました。
ライター:minima@ドイツ