2016年6月から開始されたスロバキアのワーキングホリデー。
まだまだ情報が少ないですが、実際に行ってみるとスロバキアはとても魅力溢れる国であると実感しています。今回は、私がスロバキアのワーキングホリデービザを取得した際の体験談をご紹介します。

まず、ビザ申請に必要な書類等です(2017年3月時点)。
ここで注意が必要なのは、パスポートや写真などを覗く以下の書類は全て英語もしくはスロバキア語で用意するということです。尚、ビザに関する情報は常に変化している可能性があるので、準備を始める前にスロバキア共和国大使館に必要書類を再確認しましょう。

■パスポート
ビザ発効日から15ヶ月以上有効なもの

■カラー写真(横3cmx縦3.5cm)2枚
申請書の書き直しが不安な方は、指定のサイズに切って貼り付けずに持って行くと良いでしょう。

■申請書(ダウンロード
英語またはスロバキア語で記入します。私はいくつか間違っていて大使館で時間をかけて書き直しをしました…。

■旅費・滞在費を保証する書類
残高4000ユーロ以上を証明する金融機関発行の英文残高証明書

■旅行保険証書
死亡・疾病それぞれ30000ユーロ以上の補償
私はネットから申し込んで、英文証書をダウンロードしてプリントアウトして持って行きました。

■英文健康診断書
通常の健康診断+HIV(血液検査)
英文の診断書の作成には別途費用と、健康診断を受けてから2週間以上の期間がかかるところが多いです。

■犯罪(警察)経歴書(外務省のアポスティーユ付)
住民票のある所轄警察にて申請します。申請にあたり必要な書類があるので各地域の警察署のホームページで確認しましょう。住民票の写しや大使館からの依頼書が必要だったり指紋を採取されたり、かなり面倒な上、緊張します。
取得後は、開封せずに日本国外務省に持ち込みアポスティーユを取得してください。警察署や外務省の受付時間は限られているので注意が必要です。

■「滞在中はスロバキアの法規を遵守する」旨の英語の宣誓書
申請書とは別紙で用意して行きましょう。

■申請料金
33ユーロ相当の日本円

以上が申請に際して必要なものです。不安な点が多いかと思いますが、どうしてもわからない点などは大使館に直接問い合わせるのが確実です。申請書の記入が間違っていても大使館で書き直すことができるので、ダウンロードした申請書は複数枚印刷して持って行くのが良いかもしれません。

必要書類の準備を初めてから、申請までにかかった期間は1ヶ月半。私は仕事を辞めてから準備に取り掛かりましたが、役所の受付時間などが限られているため仕事と並行して準備をする場合はもっとかかるかと思います。

用意ができたら、メールか電話で大使館に申請手続きの予約を取ります。ビザの申請は東京にあるスロバキア共和国大使館でしか受け付けていません(2017年3月時点)。私の場合、申請から1週間以内で取得することができました。

一つ一つの書類の申請などはめんどくささもありますが、論文の作成や多額の資金を伴うものではないので、他国に比べて申請のハードルが低いです。また、大使館の方は大変親切にサポートしてくれました。

ビザが手に入ればいよいよ出発。スロバキアは小さな国ですが、小さいぶん現地の人との交流や街並みを深く楽しんだり、ゆっくりと休暇を過ごすことができます。また、チェコやオーストリア、ハンガリー、ポーランドなどへのアクセスもよく、ヨーロッパに興味のある方にもとてもオススメの国です。

ライター:かわにし@スロバキア


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