ドイツではまもなくイースターの5連休があり、みんなそれぞれの休暇を心待ちにしている、何となく浮かれている空気が広がっています。

私はドイツに来るまで、『ドイツ人は合理的』というよくあるイメージを持っていました。もちろんその傾向を感じるいくつかの場面もあるのですが、なぜこんなに効率が悪いの?と頭をかしげてしまう場面もよくあります。
何かを登録する時、最も効率の悪さを感じます。

例えば語学学校に通うためには登録をし、お金を払わなければなりません。電話やメール、もしくは直接行って、通いたいと言いお金を払えば済むことかと思いきや、私は語学学校に登録する為に6回も学校に行くハメになってしまいました。
ドイツでは、なかなかメールは返ってこないし、電話でもよく分からないので直接会いに行くのが一番早い手段だと私は思います。
しかし直接行っても、運悪く担当者がいなければ後日ということになりますし、また指定された日に行って担当者がいても、登録するには来週来てください、と言われたり…。(前回言って欲しかった、と何度思ったことか…)指定された日に行ったら担当者が休みだったりしてまた出向かなくてはいけなくなることもしばしば。
他にも、必要書類を提出する日はいついつで、テストを受ける日はいついつで…などなど。挙げ句の果てに私の場合は、私に合うレベルのクラスが満員になってしまったので、結局この語学学校には入れませんでした。
日本で言うところの『ご足労』という考え方は皆無ですが、最後にはもう何でもいいやという心境でした。

役所も概ねそんなものです。
日本は縦割り行政だと言われますが、ドイツでは縦割りどころか個人単位で物事が動いているので、例えばその担当者が休みであれば何も進まない訳です。日本と違ってドイツでは三週間程の長期休暇を普通にとれますので、運悪く休暇にあたってしまったら一ヶ月何も進まないということも…。恐ろしいですね。部署内で情報を共有しておく等、もっと効率的なシステムを作ればいいのに…と思ってしまいます。
しかし、もちろん良い面もあって、担当者が優しい人だったり、面倒見が良かったり、理由は分からないけれど担当者に気に入られたりすると、いろいろと融通をきかせてくれます。

先程の語学学校の話ですと、結果は受講ならずでしたが、親切な担当者に当たったので、そこに至るまでは色々と融通をきかせてくれました。
例えば、ドイツ語の基礎力を測るテストの登録会では全員平等に順番を待たなければならないのですが、しばらく待っていたら、担当者が私をこっそり呼び出して、「来週○時に来てくれたら、今待たなくてもすぐに登録してあげるよ」と、耳打ちしてくれました。(えーそんなのいいの?!と思いました。有難いけど早く言って欲しかった…とも思いましたが。)

『担当者による』というワードは、ドイツでは誰もが口にします。良くも悪くも、個人主義のドイツでは、個人の裁量に任されるのですね。
ある時は「ルールだから」と言われて、それ以上取り合ってくれない時もありますが、ある時はこっそり融通をきかせてくれたり…。
システマチックなんだか人間的なんだか、いつまでたっても不思議です。

ライター:minima@ドイツ

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