なんとなく中国って生活費安くない?て思っている人もいるでしょうが、香港は中国ではないのです。厳密にいうと、中国ですが。
香港はアジアでも屈指の物価の高さ。確実にいえることは、1か月の生活費用は東京よりもお高いです。独身で自分で家を賃貸で借りている人は大体月の生活費は18万円程度かと。うーん、高い。
ただし、全部が高いのではなく、一部のものは日本より安いです。まずは安いものからご紹介。
断トツ安いのは交通費。地下鉄は400円程度で端から端まで移動できます。バスも大抵は100円以下。タクシーは初乗り300円程度。トラムは40円程度。うっかりタクシーに乗りすぎて、交通費が以外に高いことにならない程度にお気を付けを。
次に安いのは通信費。インターネットも日本の約三分の二程度。携帯も同様。ただし、期間縛りの商品が多いので、携帯ならチャージ式、インターネットは12か月、18か月のものを選ぶのが妥当かと。次は水道代。香港のお水は中国から運ばれてきます。水を仕入れているのになぜか安い。とはいえ、飲料水として飲まない人が多く、購入する人が多いので、総額としては日本と同等です。ガスも電気も個人差はでますが、日本の三分の二程度。
今度は逆に日本に比べて高価なもの。
すごく高いのは家賃。現在、香港には15万円以下の賃貸はないといわれています。この15万円の家、都内では4万円程度の家と同じくらいのスペックです。独身者の多くはルームシェアをして出費を抑えています。給料水準は東京より低いので、給料の半分が家賃という人も多いのです。
次に高価なものは、食べ物。ランチは600円以上してしまいます。どローカルのお店は除きますが。特に日本食は1500円オーバー確実かと。なんちゃって日本風のお店はそこまでしませんが、モノによるため、食べたときのショックを考えると、日系のお店にいくのを推奨です。食べ物に関しては高いか安いかです。中間の値段がなく、なかなか難しいですね。あとは、家電製品が高いです。コストパフォーマンスが悪く、生活必須品であっても買うのを躊躇してしまいます。
番外編としては、とにかくハイブランドが安い。プラダ、フェラガモ、ラルフローレンあらゆるハイブランドがシーズン毎にセールをしています。値引き率50%以上。またアウトレットもあり、掘り出し物もゲットできます。
こんなものがこんなにするの!?というのが驚きの日々ですが、安いものはとことん安い。メリハリをつけて生活するのが香港の物価の高さをすり抜けて楽しく生活する方法かなと思います。
また、人の入れ替わりが多い国なので、引っ越しをする人からいいものを格安で仕入れるのもいいかも。私もいろいろと買い取りましたし、いろいろと買ってもらっています。
助け合い精神と工夫で海外生活乗り切れるので、それも含めて楽しみましょ!
ライター:elly@香港