ドイツで生活を始めるにあたって、一番大事でかつ一番大変なことと言えば、家探しではないでしょうか。
私はドイツに来てから家を探しましたが、なかなかすぐには決まらず苦労しました。今回はそんな私が家を探した方法をご紹介します。
ドイツで探せる物件には、日本と同じように一人暮らし用の物件とWG(ヴェーゲー)と呼ばれるシェアハウスの形態、Zwischenmieteという又貸し物件があります。ワーホリの方にはWGが手軽に利用できるのでおすすめです。キッチンやバスルームなどは共有ですが自分の個室が持てます。シェアなので家賃もお手頃、家具家電なども付いていることが多いので、そのまますぐに生活が始められます。一人暮らしができる家を探す場合も、物件が見つかるまでは、こうした又貸しもおすすめです。
1. クチコミを利用する。
海外では友達からの情報が本当に貴重になります。もし友達が渡航先の都市にいる場合は、良い物件を知らないか、だれかシェアメイトを探している人がいないか聞いてみましょう。現地に行ったあとには、とにかくたくさんの人に聞いてみることをオススメします。私は、会う人会う人に「家を探してるんだけど、何か知らない?」と聞いていました。ドイツ人でさえも家探しには苦労するので、みんな共感してくれます。
2. WGサイトを利用する。
WG-GESUCHT はドイツでは一番有名なシェアハウス探しサイトです。毎日チェックして、良い物件があったらすぐにオーナーにメッセージをしてみることをオススメします。なかなか返事がもらえなくてもそんなものだと思って、とにかくたくさんの物件を当たってみると良いと思います。
3. 掲示板を利用する。
世界中で使われているCraigslist、日本人対象の掲示板MixBは、家探しに限らず仕事などを探す時にも使えます。こちらに上がっている物件数はWG-GESUCHTよりは少ないですが、気になったものは早めに連絡をしてみるといいと思います。
最後には物件を直接見に行ったり、大家さんに会うことになるケースが多いので、日本にいる間に決まるところまではいかないかもしれませんが、いろんなものを利用して目星をつけたりオーナーさんとやりとりをすることもできるので是非使ってみてください。
また実際に物件を見に行く時は、女性は男性の友達を連れて行くといいかもしれません。多くはないですが、中には日本人女性が好き過ぎる変なオーナーもいるので、注意しましょう。MixBにはそういった情報も書き込まれていることがあるので、チェックです。
運命の家に巡り会うまでは少し時間が掛かるかもしれませんが、根気強く続けていれば必ずピッタリのお家に出会えますよ。良いお家とご縁がありますように。
ライター:ミニマ@ドイツ