ドイツでワーホリをしよう!と思われた方々は、もちろんドイツという異国の地で成長することを期待してはるばる日本から来られたと思います。しかしそれだけではなく、隣国のフランスやポーランドなどといったヨーロッパ各国に旅行がいけるという点もひとつの魅力だと思います。
ドイツはヨーロッパのど真ん中に位置する国になりますので、上に行けば北ヨーロッパ、横並びに左右行けば東・西ヨーロッパそして下に行けば南ヨーロッパです。ですから旅行が趣味の方にとっては本当に魅力的だと思います。
多くの方がシェンゲン協定というものをご存知かと思われますが、ドイツを含めた多数のヨーロッパ各国がこの協定に加入しています。
この協定に加入している国を訪れた際には、協定国であればわざわざビザ・入国の審査をしなくても自由に行き来できるというものです。ちなみにこれは人だけに限らず、原則的には「モノ・金・人」となります。ただしパスポートを提示しなくても良いからといって、パスポートを常に所持しなくてもいいというわけではありません。一応どんな時でもパスポート、もしくはパスポートのコピーくらいは携帯しているようにしましょう。ちなみにワーホリでドイツにこられている方は、私の知る限りワーホリビザの期間中であれば制限なく自由に加盟国を行き来できると思います。しかし勿論のことですが、ドイツ以外では働くことは出来ません。
シェンゲン圏に入ってさえしまえば、加盟国へはパスポートの審査なしに入国できてしまいます。もし万が一、危険人物がたとえばフランスに入ってしまった場合、シェンゲン圏内では入国審査がないので、その人物がその後どの加盟国に入国したのかなど調べるのは簡単とはいかなくなります。
賛否両論あるシェンゲン協定ですが、個人的には便利でいいなぁと思っています。