ここでもう4年ほど住んでいることになりますが、ベルリンに限らずドイツという視点から見て、「なぜドイツはこんなことになってるんだろう」と不思議に感じること疑問に思うことというのは多々あります。まず、店などに置いてある商品ラインナップの変わり映えのなさです。
日本だと、定番の商品もそこにあってその上に色んな新発売のものや期間限定のものがありますよね。けれどもこちらドイツでは、基本的に何もほとんど変わらない感じです。パッケージのデザイン等は変わるのですが、商品の中身ははそのままです。最初に来た当時は「なんだろうこれ、試してみよう」とワクワクしてみたものですが、4年後の今でも4年前に見た同じ商品ばっかりが店にあります。
勿論、チーズやハムなどブランドが変わらずにあるのはいいんですけども、ちょっとした楽しみを与えてくれるお菓子が一切ほとんど何も変わらないのはつまらないなと思います。そこで、ドイツ人の友達などに聞いてみたのですが、むしろ逆に、
「毎回来るたびに自分の好きな同じものを買うことができるんだから、そっちのほうがいい」と言われました。新しいものよりも長年使い続けてきたものを永遠に使い続けるほうが好き、というのはいい事ですが、私はお菓子とかであれば色んな新作を試したいなーと思います(笑)
このほか、ベルリンに関することで不思議なのは、Berliner Schnauze です。これはベルリンで見られる乱雑な失礼な話し方のことを意味します。
ベルリンでは失礼な物言いをよくされるのですが、これは「ベルリンなりの愛嬌」と解釈されているみたいです。が、実際はあまりにも失礼なのでよく喧嘩になっている光景を目にします(笑) なぜわざわざ、あえて失礼な話し方をもってして愛嬌とするのか非常に謎です。面白い言い回しとかアクセントの方がいいのでは?!といつも思います。
郷に入れば郷に従えとはいっても、このBerliner Schnauzeだけは真似出来ないのでした。
でぐお@ドイツ