フランスの天気予報は、とてもおもしろいです。
各テレビ局で、統一性がないバラバラなので、いろいろなタイプの天気予報が見られます。
日本では、天気のマークは教科書で習った決まったもので、チャンネルを変えてもそんなに他局同士の天気予報のマークの形に違いはありません。
フランスでは思わず笑ってしまうほど、天気予報はチャンネルでかなり違います。
フランスでは、フランス人もいったいどんな天気なのだろうとかなり?マークになってしまうぐらい、天気予報のマークがあります。
日本人が見たら、天気予報のマークが勉強になりますが、見た目には分からない天気予報が盛り沢山です。
最近は、日本も画面の天気が動くタイプの天気予報も出てきましたが、フランスは、風の動きで、雲がフランスの地図内を流れたり、光ったり、かなりのハイテクです。忙しい時は、もっと簡単でも良いのではないかと、フランス人も思うほどです。
フランスでは山や海の特別な天気予報もあって、季節毎にあります。
山や海は天気予報は、安全性に関わるので出掛ける時は必ず見た方が良いと思います。テレビだけではなく、日本と同じでラジオ放送の交通情報と天気予報はあります。
ハイウエイにいる時は、ラジオを活用すると良いでしよう。
テレビの天気予報のレポーターの洋服も、とてもおもしろいです。真面目なスーツを着ているおじさんから、ミニスカートの露出度の高いお姉さんまで、(男性は、見る所にかなり困る?)キャスターの年齢からして、日本とはかなり違ってバラエティに富んでいます。
天気予報に限らず、フランスの国営テレビのキャスターの洋服は、人ぞれぞれ個性的です。
日本のNHK等ニュースの時間のキャスターは、スーツを着るとかあまり派手な洋服の着用はないのですが、フランスはファッションの国なのか、毎回どこで買うんだろうと?マークの個性的な洋服を着てる人から、髭もじゃの人、毎回センスがいいなぁと思う俳優のようなキャスター等、洋服もキャスターも個性的です。
時々カメラを意識してないのか、光った装飾品をつけているキャスターのテレビ番組は、視聴者側が、まぶしくて画面を見ていられないこともあったり、鼻眼鏡がかなり下に下がって、いつおじさんのメガネが落ちるか、ニュースの内容よりキャスターのおじさんのメガネが気になるなんてこともあります。
日本でも有名なキャスターがいるように、フランスでも有名なキャスターがいます。
親子二代で、有名なキャスターという人もいます。日本のようなゴシップ番組も少なからずありますが、コメンテーターはかなりの有識者で、ゴシップ的な見解ではなく真面目な討論番組ばかりなので、そこは日本とかなり違います。
フランスでは、ARTE(アーテ)という国営番組があるのですが、その番組は世界のニュースでも中立報道なので、他のニュース番組より内容もコンパクトなニュースでとても良いと思います。
キャスターも、この番組では国籍や肌の色が違う人が出てきます。
ARTEは、フランスとドイツのすばらしい教養番組なのでかなりおすすめです。ドイツとの共同制作番組もあるので、フランスの北だとドイツのチャンネルも見られるのですが、ドイツのテレビでもフランスと同じ番組がドイツ語バージョンであります。
ぜひ、見てみてください。日本ではありえないことが、フランスのニュース番組でかなり発見出来ると思います。
Miyabi@フランス